熱い良か漢
THANKS KOBE ‐がんばろうKOBE 25th‐
今シーズンは神戸での全試合でブルーウェーブのユニフォームを着用します。
当初の試合は8試合→5試合→3試合。
新型コロナウィルスの影響で、
楽しみにしていた青波ファンを嘲笑うかのように試合数はさらに減っていく。
減れば減るほど、1試合の価値も上がるし、そこに合わせて、
休みも取りやすくなる。
2020.09.15
「すいません、ブルーウェーブの思い出を教えていただいて良いですか??」
楽しみし過ぎていた感じやそのチームに対する想いが溢れ出過ぎてしまっていたのか、
総合運動公園に着いたら、某マスコミ社の方に取材をされました。
媒体に載るか載らないかはまだわからないそうです。
オリックス・ブルーウェーブ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス
第1戦@グリーンスタジアム神戸
2020年 神戸初戦。
もう9月です。本当に待ちました。
青と黄色のライン。
復刻し過ぎて、新鮮さがあまりないのは事実。
あだっちゃんとかTとかもう何回も着てますからね。
自分だけかもしれませんが、このユニフォームを見ると勝てる気がしてくる。
「今日、ユニフォームちゃいますやん??」
ってジェスチャーをあだっちゃんに送っていたステフェン・ロメロも神戸に帰還。
これはもう感動モノ。
背番号は違いますが、本当に感謝しています。中嶋聡監督。
毎年いつものように神戸とブルーウェーブへの愛着をダラダラと連ねる
記事構成にしようと思っていましたが、
一人の漢に全て持って行かれました。
YAMAOKA 102
前日支配下登録され即1軍登録された
大下誠一郎 内野手
ユニフォームが間に合わず山岡洋之 打撃投手のユニフォームを借りて合流。
舞洲にいると時と同じように声を出しまくる。
凄まじい存在感。
8番サードでスタメン。
コールされると大歓声。
ファンはみんな知っています。そして待っていました。
サードの守備位置までは毎回全力疾走。
初回に楽天ベンチから「サードに打たせろ~!」とヤジが飛ぶ。
守備中も大下くんの声が球場内に響く。
ネクストとバッターボックス内にいる時以外はずっと声出してますからね。
2回ウラ
神戸のファンからの大歓声でバッターボックスに入る。
チャンスに強い男。
カウント追い込まれたら尚強くなる。
神戸の夜空を描かない弾丸ライナー。
支配下登録即1軍登録初日初打席で初安打が初本塁打初打点、逆転決勝弾!!
苦労と努力が結果となって結ばれた瞬間、
4900人しかいないとは思えないほど、沸きました神戸。
それ以後の打席でも、大下くんが打席に向かうだけで歓声が起こる。
神戸のファンの拍手はいつも暖かく優しい。
青波の18番を背負った 山本由伸
神戸で躍動する姿をずっと見たかったんです。
やっと神戸で勝ち星を挙げることができました。
日米通算2002本目の安打を放った アダム・ジョーンズ
鋭いライナーを放つ 吉田正尚
観戦した試合で今年初めて安心して見ていられる試合でした。
Bw 5-1 E
選手を出迎える中嶋監督。ようやく笑顔が見れました。
普通の1勝。勝ち続けなければいけないのは依然変わらない。
でもこの1勝は大事にしたい。
これだけ良いピッチングをしていても5勝目の由伸。
負けると自分のせいだと言う22歳にいつも申し訳なさを感じます。
1軍初登録日にヒーローとなった大下誠一郎。
初々しい北九弁に最初は笑いが起こる。
「初ホームランのボールは闘病中のオヤジへ」
とにかく熱いだけではない、背負っている物も大きく、
誰かの為に戦っている者の強さも兼ねています。
これかも変わらずにいつも通りに。
ムードメイク、クラッチヒッター。
今のオリックスに足りないものを持っている漢。
舞洲に通ってるファンでも通ってないファンでも、
その存在が1軍に必要だと思ってました。
救世主の登場とエースの躍動に
笑顔と歓声と拍手に包まれた神戸の初夜でした。
最近仕事でミスが続き、なんか落ち気味でしたが、
また青波達に救われました。
どんなピンチの時でもきっと勝利の女神たち。
いつになっても、変わりませんね。