10.07
ウエスタンリーグ公式戦
秋本番を迎え、気温が下がり、舞洲特有の風が吹き、さらに雨。
優勝に向けて大事な首位ホークスとの3連戦。
そんな条件のマウンドに上がる。
前 佑囲斗 投手 19歳
プロ初の先発登板
先日の宮城くんの1軍鮮烈デビューに思う所は必ずあるはず。
舞台は違いますが、伝わってきた気迫。
前くんのボールを受けるのは、ケガから復帰した頓宮裕真 捕手。
復帰後初マスク。
打つ方では、
初打席でいきなりタイムリー2ベース。
ロドリの激走もあり、バファローズが先制。
待望の強肩強打の大型捕手の復帰。
前vs内川聖一選手との対決。
臆することなく、投げ込む。
3イニングを無安打無失点1四球 ほぼパーフェクトピッチ。
あのまま投げ続けていたら、どこまで行けたのだろう。
そんな恐るべし19歳。
宮城くんもそうですが、最近の若者の進化は止まりませんね。
4回からはバッテリーチェンジで
飯田優ー飯田大 バッテリー。
古巣ホークス相手に粘りのピッチング。
3番手は中田 惟斗 投手 19歳
豪快にイキの良いボールを投げ込む。
こちらも高卒ルーキーとは思えないほどの堂々としたマウンド裁きで1回を無失点。
横顔の水口拓弥 審判員。
そうです。私がウエスタンリーグ観戦したら100%に近いくらいで水グッチがいます。
そしてこの日は球審!!テンションアゲアゲになりました。
もう一つ、この日は大学対抗実況コンテストの練習日で、
4組の大学生たちがスタンドの一番上で実況を行っていました。
自分の近くにいた組の大学生の実況と解説は、
本当に知識が凄くて、金を払ってでも聞いていたいくらいのレベル。
バファローズとホークスの選手と今のチーム状況とか
野球のルールやシュチュエーション等々、普段から試合をじっくり見ていないと
わからないことをスラスラと述べていました。
コンテストに優勝したい!という気持ちだけでは、こんな知識は得られない。
本当にプロ野球が好きで小さい頃から見てきたんやなと。
選手の技術レベルの向上もそうですが、ファンの若者のレベルも年々上がっていると
思います。なんか上から目線な感じはしますが、決してそんな感じで書いているのではありません。今若者の進化が止まらない。
4番手はこちらもこの日からケガからの復帰!
吉田一将 投手
「この吉田投手の凄い所は投げる瞬間、キャッチャーを見ていなんですよ!」
そう、リリースする瞬間の指を見ているんです。
5番手 吉田凌 投手
飯田飯田バッテリーの後は吉田吉田リレー!これぞヒロシマジック!!
上林選手にバックスクリーン被弾し、試合は同点で終盤に。
シーソーゲームに大学生たちも実況に熱が入っています!風と雨の舞洲!
同点で迎えた8回ウラ
忘れてはならない、今年の新人の目玉
紅林弘太郎 内野手
12球団で唯一ファーム公式戦全試合出場を続ける18歳。
今日2本目となる雨を切り裂く弾丸ヒット!
このヒットから劇は始まった。
常に崖っぷち背番号120の岡崎大輔くんが執念で四球を選び満塁。
決めたのは松井佑介!
若手が作ったチャンスをベテランが決める!
痺れました。これには実況コンテストの大学生よりも、
スタンドのオリックスファンが沸きました。
9回表 立ちはだかる、
舞洲の守護神 Kー鈴木
落ち着きと貫録で3人斬り。
舞洲はいつも、ドラマティック。
5連勝、首位ホークスと3ゲーム差!!
今のチームを操っているのは栄ちゃんコーチだと感じる場面が何度かありました。
名参謀といった位置ですかね。
本当に帰って来てくれてありがとうございます。
・オリックス・バファローズには無限の可能性がある若手選手がたくさんいる。
・近年の時代の普及により、ファンの知識量も格段に上がっている。
特に若者ファンの知識量と行動力は宇宙より無限。
・大学時代、ダーウィンの進化論を卒論の議題に挙げるも、解明に努めれば努めるほ ど、迷路に迷い込んでしまったため、他の議題にした。
・バファローズファームチームは中嶋監督の為にもなんとか最後まで駆け抜けて欲しい。
この記事で言いたかったのはこの4点です。長々とすいませんでした。