25年ぶりの「がんばろう」
2021.01.16
今年も1.17の集いに参列。
コロナ禍とあって、密を避けるために前日の16日に訪れました。
毎年気になる神戸市が発表するスローガン。
なんと2021年は25年ぶりの「がんばろう」
解体前の神戸市役所旧本館
後付けでもなんでもなく、
これは25年ぶりの何か起こるかもって密かに思ってました。
そして。
2021.11.27
準本拠地になってから考えもしなかったことが実際に起こった。
奇跡の巡り合わせ。
悔いがあるとしたら、第6戦は仕事終わりで試合途中からの観戦、
試合前からこの球場で雰囲気を楽しみたかった。
初めてこの球場に来た時のことを思い返す。
開門前から長蛇の列。
自由席を確保するために開門したら大人子供関係なく猛ダッシュ。
ゲートを潜ってからスロープを上がって、通路に入った先に
広がるグラウンドの美しさ。その瞬間が個人的に好きで。
内野が黒土だった頃でも天然芝になった時でもそれは変わらず。
目の前に広がった神戸での25年ぶりの日本シリーズ。
1席空けて、埋まるスタンド。
ほぼ12月という極寒。
負ければ終わりという緊張感。
オリックスファンの間に挟まっても、
今日絶対に胴上げ見るんだという気迫を出すスワローズファン。
特に寒さに震えながら1球1球手を合わせて祈る1人で来ていたスワローズファンの
おじいさまの姿が印象に残っています。
スタジアムアナの神戸さんの声からも緊張感と高揚感を所々感じた。
そんな中、ファンの期待を一身に背負って投げるエース。
18 山本由伸
無援護でも味方がエラーしても、
「オレに任せろ」と言わんばかりに投げ続ける。
141球 極寒の中の熱投
シリーズ0勝でも敢闘賞に選ばれるという、また一つの伝説。
アラフォーリレー。
そしてこれからのオリックスを支えてもらわないといけない存在。
富山凌雅
吉田凌
後半戦以降、何度もチームを窮地から救ってくれた。
これはもう相手を褒めるしかない。
5時間の激闘。
小さい頃、この球場で多くの時間を過ごした坂口智隆選手が
自身初の日本一の歓喜を挙げたのもまさに運命的。
涙を流すスワローズファン、
唖然と立ち尽くすオリックスファン。
1番長いシーズン、1番長い時間、
その最後をこの場所で終えれて、良かった。
もう二度とこの球場で日本シリーズを見れないかもしれないと思うと、
本当にこの試合を観戦出来て良かったと今改めて思います。
しかし、寒かった。
試合中は絶対にトイレに行かない男が3回も行くほど身体が冷えた夜だった。
今年もルミナリエは中止。
代替えイベントは「ローソネまちなかミュージアム」
三宮~元町の街中にルミナリエで使用されたローソネを展示。
探して、見つけて、こんな楽しみ方もあるんですね。
2021年「がんばろう」を掲げた神戸市。
今年も素晴らしい灯を灯していたと思います。
2022年神戸初戦はあの新庄BIGBOSS戦。
またスタンドがファンで埋め尽くされた良いなと思います。