青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

金に釣られる助っ人外国人

FA権を行使した日本人選手がアメリカ・メジャーリーグへ流出が流行している中、


日本で活躍した助っ人外国人選手が、


金がある球団へと流れていく傾向が以前にも増して強くなってきた。



読売ジャイアンツ横浜ベイスターズクルーンを獲得したかと思えば、


東京ヤクルトスワローズのグライシンガーを獲得した。



今季年俸2億だったクルーンは3億5千万に大幅アップ。


グライシンガーは今季4800万から2年総額5億!!!


なんだこの額は 笑


単純計算すれば4800万→2億5000万!!



阪神タイガースも契約までいいところまで行っていたと言うが、


岡田監督は「今年約5000万のやつになんでそんなに金ださなあかんねん。」


と言っていた。確かにその通り。


でも今季は不調ヤクルトでそれだけ活躍が光っていたということ。



巨人、阪神どちらに行っても先発の柱として活躍は確約できる選手である。



日本で活躍した助っ人外国人を根こそぎ奪っていく巨人。


奪って行くものの、移籍してきた外国人は巨人では活躍できない傾向にある。




日本の他球団から巨人へ移籍した助っ人


1995  ジャック・ハウエル   内野手   ヤクルト→巨人
1998  エリック・ヒルマン   投手     千葉ロッテ→巨人
2003  ロドニー・ペドラザ   投手     福岡ダイエー→巨人
2003  ロベルト・ペタジーニ  内野手   ヤクルト→巨人
2004  タフィ・ローズ     外野手   大阪近鉄→巨人
2006  ジェレミー・パウエル  投手     大阪近鉄オリックス→巨人
2006  イ・スンヨプ      内野手    千葉ロッテ→巨人
2007  マーク・クルーン   投手     横浜→巨人
2007  セス・グライシンガー 投手   東京ヤクルト→巨人

(マレン、マルちゃん、メイ、シコースキーなどは
                一度解雇されてから巨人入りしているので除外します。)





↑の選手で巨人に移籍する前のチームより成績が良くなった選手はいないと思います。


イ・スンヨプは来年以降はまだどうかわかりませんが・・・


この例から言うと、クルーンとグライシンガーも活躍できない。


ボクも活躍できずに日本を去る気がします。





あと東京ヤクルト自由契約になったラミレスと


オリックスが交渉を進めているカブレラがどーなってしまうのかが大変気になります。



活躍した助っ人外国人の獲得には必ずビッグマネーが必要になってくる。





それに珍しく参戦しているオリックスは賭けに出ている。


実績十分のカブレラだが、来年は必ずHR20本以上打てるという保証はないし、


ケガをするかもしれない。


オリックスが一番欲しがっている人気選手の要素もあるし、


グッドウィルドームカブレラ地蔵の神戸・大阪移転の話も出ている。笑


これだけオリックスが選手獲得に全力を挙げているのは清原以来??


オーナーのポケットマネーになるなら補強に使った方がいいと思う。













・・・・なんにしても金に釣られる助っ人外国人選手。



『年俸=選手の評価』はスポーツ選手の合言葉になりつつある。