大石と清原
2008年のパシフィックリーグの全日程が終了しました。
オリックス・バファローズは2位!!
初のクライマックスシリーズ進出!
去年まで指を銜えてみていたあの舞台に立つことができるんですね!
選手たちも気持ちが高ぶっているでしょうが、それ以上にファンの方が高ぶっているといった状況です。
あの類を見ない清原の引退試合から1週間が経過しました。
何度見ても泣けます。
タイトルにもあります、
5月23日の広島戦から前職者の仕事放棄により急にバトンを受け継いだ大石監督。
就任当初に「勝率が5分でないと来季の続投はない。」と上からの脅しも受けながらも、
結果はイマイチ出ませんでしたが、大石イズムというものを徐々に選手達に伝えていった。
それが花開き前職者の負債を返済し、更に貯金を7にまで増やした。
一方の清原は前職者の課した1軍昇格の条件に「2軍で50打席立つ」(55打席10安打4死四球)を
クリアし、オールスター明けの8月3日のソフトバンク戦で1軍復帰を果たす。
「明日壊れるかもしれない。」と言いつつも昇格してきた清原ですが、
長年プロ野球の第一線で活躍してきたプライドが
代打専門の客寄せパンダで終わりたくないと思ったはずである。
しかし監督は大石だった。
データ野球で前日活躍した選手もスタメンで使われない時も多々。
そんな勝負にこだわる大石野球で三振ばかりの清原がスタメンで使われるはずもない。
しかも代打で登場する時はほとんどが勝負がついた後。
オリックスの為に身を削ってきた清原にとっては苦しかったでしょうね。
「俺はベンチを盛り上げるだけかい!」って感じになりますもんね。
もっとグラウンドでバットで貢献したかったはずです。
清原は自分を育ててくれた場所で打席に立つことができなかった。
それは試合が延長戦にまで突入する競った試合だったから。
チームはクライマックスシリーズ進出マジックを1とし絶対に負けられない試合。
最後の西武球場なんやし最後くらい打席に立たせてあげてもよかったんじゃ・・・
と多くの方が思ったと思います。ボクも思いました。
大石監督は「情より結果」を選んだ。
清原を出すということは交代させられる選手、
その後清原と交代する選手の2枠を無駄にすることになる。
あの競った場面でそんな賭けはできない。
結局ギリギリ10月1日までに2位確定し、感動のフィナーレを迎えられたが、
最後の清原の言葉に、
「世界の王さん」
「渡辺監督・西武ナイン」
「仰木監督」
「イチロー」
「金本」
・・・・・
一番言わなければいけない「大石監督」という言葉が聞けなかったのも上記の原因があると思われます。
もし勝負所でバンバン代打で使われていたら
清原がクライマックスシリーズも出場すると言っていたかもしれません。
・・・・と言うような話を職場の野球狂の方々と仕事終わりに、しかも残業終わりに討論しました。
ご、、ご心配なく!お仕事はちゃんとしてますんで^^;
野球狂の宴はまだ始まったばかり・・・・
いけ!大石バファローズ!日本の頂きへ!!
クライマックスシリーズ開幕まであと約62時間!