青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

ウィリー・バンクス

ネタ切れ必至のこの「オリックス歴代助っ人を覚えている範囲で紹介していく」シリーズも、

粘って第3回目を迎えることができました。


予定通り、投手です。
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ウィリー・バンクス   (在籍 1999~2000年)

投手  #39  from USA



日本では特に目立った活躍をしていないので、ご存じない方もおられると思います。

ただ単に個人的に思い出のある選手なので・・・


1999年にオリックス・ブルーウェーブに入団。

その年の記憶は特になし(笑)


そしてかろうじて残留した2000年。



忘れもしない 2000年5月3日 @グリーンスタジアム神戸


観客3万強で外野スタンドにに立ち見がでるほど膨れ上がったGWのGS神戸。


首位に立つブルーウェーブは本拠地にまだ縦縞ユニの日本ハムファイターズを迎え撃った。


先発金田が打ち込まれ、序盤で5点のビハインドを背負うBW

しかし、さすが首位と勢いに乗るBWは7回ウラに一気に1点差まで詰め寄る。


そして9回ウラ 1アウト・・・

日ハム守護神ミラバルからトロイ・ニールがバックスクリーンへぶち込む土壇場での同点ソロHR!

さらにチャンスを作り、田口がサヨナラタイムリー!!

強すぎるで!ブルーウェーブ



興奮が冷めなかったので、

「この後、2軍の試合あるらしいから見てこうぜ~」ってなノリで連れとライトスタンドに残留。

2000年と言えば2軍が「サーパス」になった年。

サーパス元年のこの日がボクの2軍初観戦となりました。

初観戦が、兄弟ゲームだったってわけです。






照明が点灯。ライトスタンドの観客を数えてみると・・・

自分達を入れて10人強。



その試合の先発投手がウィリーだったんですよ。

ここでやっとウィリー登場(笑)

忘れもしない出来事は3回表に起きました。


阪神の新外国人ジェイソン・ハートキーの放った打球は、

こっちへ向かってくる!

でもライトポールをわずかに切れてファ~ル・・・

しかし主審は手を回してホームランの合図!?


どっからどう見てもポールを巻いてはいない!

ライトの田中雅興も絶対にファールだと手を振る!


それを見たウィリーが主審に詰め寄る!

何を言っているかわからないが明らかに暴言であることはわかりました(笑)


主審がウィリーに対して退場をコール。

そしてウィリーがグローブをベンチに投げつけてベンチ裏へ。



めちゃくちゃな判定に嫌気がさした自分達もスタジアムを後にした。


帰ってから見たプロ野球ニュースでそのシーンが流れていましたが、

映像で見ても明らかにファールでした。

しかしその事には「阪神期待の新外国人ハートキーが日本初戦でホームラン!」とだけで

もちろん触れず。


その後、ウィリーが日本のマウンドに帰ってくることはなかった。

その年の6月、自由契約に。





ウィリーは2軍の試合で(危険球以外で)退場処分となった珍しい選手。

結構2軍の試合見てますが、退場処分となった選手を生で見たのはこのウィリーだけです。

来年は9年ぶりに退場処分になる選手を見ることができるのでしょうか?(笑)



今年は阪神のアッチソン投手が暴言で退場処分になったみたいですね。



何かウィリーの紹介というより自分の小学生の頃の思い出話となったしまった・・・

お許しくださいませ。