青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

元祖ビッグボーイズ!?

さぁ~~

最終回が間近に迫ってきた??「ネタ切れ必至シリーズ」の第5回目。

今回は一気に3人紹介しま~す。



先日、さすらいの勇者ラロッカの残留が決まり、

来年ビッグボーイズ復活か!?と期待を抱いているところで、

あの3人を思い出しました・・・




オリックス氷河期真っ只中の2003年。

石毛監督は佳知を1番にして、この3人にクリーンアップを任せました。





イメージ 1

スコット・シェルドン  (在籍 2002~2003年)

内野手 #12 from USA


2002年 190cmの長身長距離砲として期待されオリックス・ブルーウェーブに入団。

シーズン前半は全く結果が出せなかったが、

7月に5試合連続ホームランなどで4割近い打率を残しいきなり月間MVPを獲得。

その年、チームトップの26本塁打を放ちギリギリ残留。


2003年 開幕当初はビッグボーイズの4番を任されましたが、

成績不振で4番を外され、そのまま7月以降出場なく戦力外。


「ジェントルマン」と言われるほど紳士的な人柄は良かったものの、何しろ三振が多すぎ。

三振している姿しか思い出せませんでした(笑)


♪ 火を噴くようなライナー 気迫の一打 炸裂するパワー 飛ばせシェルドン ♪






イメージ 2

ルーズベルト・ブラウン (在籍 2003~2004年)

外野手 #23 from USA


元祖ビッグボーイズの3番打者

2003年 前々年の3Aの首位打者で「3Aのイチロー」と騒がれて?BWに入団。

イチローの穴はイチローが埋める!?というBWファンは薄く期待(笑)


開幕して3番に座るも日本の野球に苦しむ。

シェルドンの不振により4月終盤から4番に座る。

↑の人と同じく7月に爆発!

打率.427 7本塁打 26打点を記録し、見事に月間MVPを獲得。

2003年 打率.307 28本塁打 93打点 19盗塁 と評価できる成績を残した。

が!

その良い成績が台無しになるほど、守備・走塁が酷かった。

何でもないフライを目測を誤り、ランニングホームランにしてしまったり、

何でもないレフト前のゴロを後逸して3塁打にしてしまったり。

足速いのに、一生懸命走らなかったり、かと思えば、暴走してタッチアウトになったり。

強肩を披露したかったのか、サードへの送球がそのままスタンドインしたり。

本当にファンを楽しませてくれました^^


2004年 FAでオリックスに移籍した村松アニキが背番号「23」を希望。

しかし、ブラウンの返事はNO!

「ブラウン選手は23番に思い入れがあるようで・・・」と寂しげに話すアニキを思い出しました。

村松の移籍でDH起用が囁かれていただけにライバルに渡すか!と言う心境だったんでしょうね。


4番として期待されましたが、全てにおいて前年の成績をはるかに下回り解雇。



♪ 切れ味はバツグン 鋭いお前の持ち技 その名を広めろ ルーズベルト・ブラウン ♪

 






イメージ 3

ホセ・オーティズ    (在籍 2003~2004年)

内野手 #8  from ドミニカ共和国


オチを飾るのは皆さんご存知のこの選手です。

元祖ビッグボーイズの5番打者


2003年 ブラウンと共に入団。

↑の2人は違い開幕直後からメジャーリーガーの力を見せつけた。

5月にサイクルヒットを達成。

その年、打率は低かったものの、33本塁打 86打点とクリーンアップに恥じない成績を残した。

2004年 オールスターにも出場し24本塁打 71打点と活躍した。

が!

↑の人と同じく問題は守備。

1年目にセカンドでエラーを連発し、2年目はファーストにコンバートされるもエラーは止まらず。

なんと2年間で42失策というプロ野球では考えられない数を記録。

それがネックになり、

分配ドラフト直前までオリックスがプロテクトするかで迷っていましたが、

結局、新外国人(ブランボー&ガルシア)を獲得することになり解雇。



そして2007年 ズレータの不振により千葉ロッテに移籍し日本球界復帰を果たす。

今年、一二塁間を抜けようかという打球にグローブを投げつけ、野球規則により3ベースにしてしまい、

ホセ・オーティズの本領を発揮した。



♪ 期待度はデカイぞ そう海を越えここへ アスレティックスからロッキーズ ドミニカの星だ ♪



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毎度のことながら長くなってしまいましたが、昔の話なのでさらっと流してくださいね。

この3人が打順で続いた試合は19試合ありますが、


3番ブラウン 4番シェルドン 5番オーティズで

クリーアップを張ったのは6試合しかありませんでした!


3人の共通点は「守備がマズイ」

ラロッカ・ローズ・カブレラビッグボーイズは相手にとって恐怖ですが、

この元祖ビッグボーイズは味方ファンにとって恐怖な3人でありました。


そんなブラウンとオーティズは歴史あるブルーウェーブの最後の助っ人外国人野手なんですね。