青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

サムライ達の挑戦

2009年の観戦初めは昨シーズン数々のドラマを生み出した京セラドーム大阪。

今シーズンもどんなドラマが生まれるのは今から本当に楽しみです♪

今年もよろしくお願いします!



宮崎キャンプを終えたWBCサムライジャパンが大阪で強化試合を行う。

昨日は8-2と圧勝。

オリックスの小松も好投。

当日券も一瞬にして売り切れるほどの大フィーバー!

今日に至っては前売りの段階で完売だったそうです。




アサヒビールチャレンジ 2009 WORLD BASEBALL CLASSIC 強化試合

日本 vs オーストラリア

2回戦   @京セラドーム大阪

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やっぱり今日の一番の注目はシアトル・マリナーズイチロー

ブルーウェーブ時代以来の生イチロー


客席もほとんど埋まり、18:00プレイボール。


一回表 3番イチロー・スズキ!
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1打席目 眩し過ぎるフラッシュの嵐!もセカンドゴロ。


ジャパンの先発はボストン・レッドソックス松坂大輔
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大歓声に迎えられマウンドへ上がります。

1回は全てのアウトを三振で取るも、本調子ではない様子。

2回にオーストラリア打線に捕まり、2回2/3 2失点で降板。

前日のダルビッシュと同じような不本意な形での降板となりました。



2点を先制された日本は3回表に反撃。

2番中島が四球を選び、3番イチローファーストへの内野安打!

オーストラリアの守備にボロが出始め・・・

稲葉のセカンドゴロの間に1点を返し、


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さらに相手エラーでイチローが生還しあっさり同点。


ここから試合は荒れ模様でしたね。


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2回途中から登板した福岡ソフトバンクの杉内

圧巻の5者連続三振を含む打者7人をパーフェクト!

コースをキッチリつく投球。スライダーもこの時期でキレキレでした。



4回表 日本はオーストラリア2番手のナックルボーラーのブラッシングトンを攻め、

ビッグイニングで一挙5点を追加。

ウェイクフィールドみたいなナックルを投げるのかと思えば、普通のスローボールみたいでした^^;

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2点タイムリー3塁打を放った東京ヤクルト・青木



4回途中からブラッシングトンの後を受けたのがマーク・ケリー

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聞いた事あるなぁ~と思っていたら・・・・

そうです。昨年の高知キャンプでオリックスの入団テストを受けて不合格だった

元高知ファイティング・ドッグスのマーク・ケリーです。

相変わらずストレートの威力だけは健在!


5回にはイチローとの「闇オリックス対決」をサードへのライナーで打ち取る。


6回ウラ 3番手内海を挟んで、北京五輪では無念の落選をした千葉ロッテ渡辺俊介が4番手で登板。
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山田久志投手コーチから受け取ったボールを投げる。

新旧サブマリンの共演。


8回ウラ 6番手の埼玉西武ライオンズ涌井が素晴らしいピッチング!
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2者連続の見逃し三振はさすが。もうすでに仕上がっている様子。


9回表が終了すると「球児コール」が起こり・・・

「ピッチャー藤川」のコールに本日一番の歓声。


一応、京セラドーム大阪はオリックス・バファローズの本拠地です(笑)


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日本 11-2 オーストラリア


2夜連続の快勝。ですが、オーストラリアのエラーは6つ。

2連勝したからと言って喜んでいられませんね。



今日のイチロー 5打数2安打

2試合合計で9打数3安打 3安打すべてが内野安打というイチローらしいヒットでしたね。

打以外にも足で貢献。3番ではなく1番の働きをしていました。

これも原監督の狙い通りでしょう。


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2日間の試合では鳴り物、横断幕、応援旗の使用禁止。

拍手と歓声、打球音のみで何か野球を心から楽しみたような気がしました。

試合終盤には自然と手拍子が起き、鳥肌が立ちました。

外野席で声からして歌を歌うのもいいですが、こういうメジャー風の観戦もイイですね~~。



最後に気になったこと。

試合中、鳴り物がなくシーンとしたドーム内にある一人の選手の声が響いていました。
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福岡ソフトバンクの川﨑宗則 です。 (写真:立っている選手)

岩村や中島とライバルが厳しい立場に立たされている川﨑が必死に声出してアピール。

高校野球や草野球では当たり前となっていますが、プロの世界では珍しいですね。

更に日本代表というプロの中でも最高の選手が集まっている場。

ベンチで一人だけ立って声を出したり、ストレッチしたり、

そういうプレーだけでなく、姿勢でアピールする川崎に見入ってしまいました。


ライバルは強敵ばかりですが、試合に出場しなくとも川﨑の熱い気持ちが

サムライジャパンに貢献することは間違いないでしょう。



初戦の中国戦まで、残すところ2試合。

万全の状態にコリンズに挑んで欲しいです。



連覇に向けてガンバレ!サムライジャパン!