青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

好機

阪神贔屓の解説者は言った。

オリックスで長打を警戒しなければいけないのはラロッカだけじゃないですかね。」

確かに。

連打さえされなければオリックスを抑えることができる。

面白い様に勝てた昨シーズン終盤。

打線が繋がらなくても1発、ホームランだけでの得点で勝てた試合が多々あった。

タフィさん、カブレラ、光尊、下山と1発で流れを変えれる選手がいない今、

勝ち続けるのは困難な状況。







そこへ、待望の長距離砲が今季初の1軍昇格。

その男は32歳だが「若武者」と呼ばれ続けている。

その男は04年青波最終戦で4番に座り本塁打を放ち岩隈の防御率タイトルを打ち砕く。

その男は今も尚、青波ファンから絶大な人気を誇っている。

その男は若手の台等などでほとんど2軍暮らし。

その男は北神戸で木元・古木と共に帝王軍を結成し、絶大な権力を発揮している。

その男は闘志を前面に出すことはなく、胸に秘めている。

その男は小声で若手選手にゲキを飛ばし、地味にチームを鼓舞している。
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その男は08年ウエスタンリーグ本塁打王のタイトルを獲得する。

その男は今季そのタイトルを引っさげてオープン戦終盤まで1軍争いをするも無念の北神戸行き。

その男はさらに悪いことにアマ交流戦死球を受け開幕絶望の戦線離脱。

その男は4月後半に復帰するも、ケガの影響か今季はまだ本塁打

その男はそれでも好機を得た。
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その男は昨日、大石野球流行の1軍登録即スタメンにより今季初出場。

その男は見事に3打数2安打と活躍した。

その男は酒豪で知られ、チームは敗れたものの、美味しい酒を飲んだはず。

その男は今日、好調にも関わらず大石野球流行の左右気にし過ぎ病によりスタメンを外れる。

その男は9回1発出れば逆転の場面で代打で出場するも三振を喫する。

その男はこの場面で代打に出されるところから長距離砲として期待されている。



この記事を書いた男は最近ポエマーもどきになっている。

そのポエマーもどき男のポエムブログは明日で2周年を迎える。