青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

一打に込めて


濱中が決めた!

悪い流れを止めるサヨナラホームラン

ほんとにいつもいい場面で打ちますよね。





今季1軍では4月9日の西武戦以来、実に114日ぶりのホームラン。

濱中にとってその114日間は苦悩と挫折の連続でした。


チームが首位争いをしていた4月27日不振で登録抹消。

2軍に落ちてモチベーションが低下。




2軍での打率も携帯番号の最初の3ケタみたいな数字になり、どん底へ。

素人が見ても完全に手抜いてるやろ!という練習態度。

挙句の果てにファンにも八つ当たりする始末。


本当にプロ野球選手なのか??

もう終わったな・・・と思いました。






しかし、濱中は技術的には2軍レベルではない選手。

「やる気・モチベーションさえ上がれば・・・」



そんなやる気のない濱中を古屋監督は辛抱強く試合に起用。

すると6月辺りから徐々に上昇。

気付けばホームランも二桁に乗り、

サヨナラホームランも2本放つ。勝負強さも戻ってきた。


ゴジラの離脱によりついに4番に座り、ゴジの穴を感じさせないくらいの活躍でチームを引っ張る。
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いつしか濱中に笑顔が戻っていた。


相川・木元・古木等1軍に呼んでもらえないベテラン勢が若手に交じって楽しく野球をしている姿が、

濱中のモチベーションを上げた。


若手の練習を手伝う濱中
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数ヶ月前の濱中からすると想像を絶する光景。



どんなに2軍で結果を残しても、1軍に呼んでもらえない。

でも純粋に野球を楽しんでいる。


楽しんでいるベテラン選手がいるからこそ勝っていても負けていてもベンチのムードはいつも明るい。

そういう選手たちを応援したいから自分は2軍戦観戦をしてしまうのかもしれません。



そういった意味では

相川が木元が古木が迎がシンタローがそして古屋さんが

打たせてくれた今日のホームランだったのかもしれません。



一回り大きくなって戻ってきた濱中。

自分を甦らせてくれた仲間の思いを一打に込めて、

混沌とする戦場で生き残って欲しいです。




連続遠征&仕事で再び疲れが溜まってきてまたポエマー病が・・・・

夏バテ防止には鰻もいいですけど、ビタミンB1が豊富な豚肉もオススメですよ^^