青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

夏の風物詩

『夏という名の宝物』

夏の甲子園今大会のキャッチフレーズ。

このキャッチフレーズも毎回高校生の考えたフレーズなんですよね~。

いやぁ~日本はポエマーで溢れている。


ってなわけで。行って来ました!!
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第91回全国高校野球選手権大会

第8日目  @阪神甲子園球場


日南学園の寺原(現ベイスターズ)の試合を見に行って以来約8年ぶりの高校野球観戦。

高校野球はテレビ観戦で十分だと思っていましたが、

甲子園も綺麗になったし、生で観たい試合があったのでちょっくら足を運びました。



第3試合 関西学院(兵庫) vs 中京大中京(愛知)


地元西宮市にある学校の試合とあってほぼ空席なしの4万6000人の観衆!

なんて言ってもくわぁんせー学院は70年ぶりの夏!


幼馴染に関学野球部OBがいるので(一度もベンチ入りできなかったそうですけど・・・)

にわかに応援。


しかし相手は強豪中京大中京
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立ちはだかるのはエースで4番の堂林翔太くん。

この堂林くん、プロ注目でドラフト上位指名候補選手らしいですね。

投手としてよりも打者としての評価が高いようです。



オリックスに欲しいですね・・・。

将来、

3番 ライト   堂林
4番 ファースト 岡田
5番 レフト   丹羽

いいですね~~(笑)


妄想はさておき、

3回表に関学が2点差を追いつき、

5回表に満塁のチャンスを作り、エース堂林くんをマウンドに引きずりこみました。
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急遽登板した堂林くん、球が手につかずストレートのファーボールで押し出し!

関学中京大中京相手にリードを奪いました!


しかし地元ファンの応援虚しく6回に同点、7回に逆転される。

さすが名門校。底力があります。


強豪ひしめく兵庫大会を勝ち抜いた関学もこのままでは終われないと、

9回表 1アウトから5番黒木くんの犠牲フライで同点!

4万6000人中4万人くらい立ってました。


延長戦かと思われた好ゲームはあっけなく。
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関西学院 4-5x 中京大中京

中京大中京3番河合くんのサヨナラホームラン関学の70年ぶりの夏が突然終わりを告げました。


レフトスタンドに打球が吸い込まれた瞬間に崩れ落ちる関学ナイン。

観客席にも泣き崩れる人が多数。


1塁側アルプススタンド前に関学ナインが整列して挨拶した時に、

送られた温かい拍手はジーンときました。
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70年ぶりの出場で山形の名門酒田南を倒し、

中京大中京にも大善戦。

ほんまによ~やったで!

感動をもらいました。




・・・ちなみに当ブログ管理人は関西学院出身ではございません。

でた!(笑)

母校は毎年府大会1回戦コールド負けしてますが、

今年はなんと!!

1回戦完封コールド負けでした(笑)






今大会屈指の投手が出るそうなので引き続き第4試合も観戦。

第4試合 横浜隼人(神奈川) vs 花巻東(岩手)



その投手とは・・・
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お~っと これも注目選手の宿命か?写メられまくってます。



日本球界だけでなくメジャーからも注目されている高校No1左腕。

MAX154kmの真っ直ぐと元オリックス具臺晟のような打者の手元で曲がるスライダーが武器。

オリックスに欲しいですね~~。


将来、

右のエース 甲斐
左のエース 菊池

いいですね~~(笑)



妄想はさておき、

日本プロ野球を経ずに海を渡ってしまった田澤純一という新種のパイオニアが生まれてしまった以上、

流出を阻止しなければいけませんね。

別にオリックスじゃなくていいので日本のどこかの球団に入って活躍している姿が見たいです。




1回戦の長崎日大戦で自身初という3被弾を浴びるも打線の援護に救われる。

今日こそはメジャー注目のピッチングを見せる時。


しかし、今日も4回表 横浜隼人1番森くんに被弾。

良い球ほど当たれば良く飛ぶ。金属なら尚更。

ということなんでしょうね。


ストレートよりもスライダーよりも
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ホームランを打たれても、ピンチを招いても

動じないこの心臓こそが菊池くんの一番の武器だと思いました。

並みの高校生ではないです。



7回ウラに花巻東1番柏葉くんの2ランが飛び出し、さらに次の回にも追加点を奪う。

援護をもらった菊池くん今日も9回のマウンドへ。

9回でもストレートが140Km台中盤をマークし、

2試合連続完投!
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横浜隼人 1-4 花巻東


次の相手は東北vs日大三の勝者。

これもまた楽しみなカードですね。



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結局今日の4試合全て好ゲーム。

夏の風物詩はやっぱり高校野球

プロ野球人気は落ち目だと言われていますが、

高校野球人気は不動。


プロにはない一球一瞬にかける球児達のひたむきさが見る者を魅了するんでしょう。