青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

駆け抜けた#41

いつも高ぶる気持ちで足早に向かっていた京セラドーム。

体が重く、こんなに心が沈んだ状態で向かったのは今日が始めて。

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宮古島に行ってないし、新聞やテレビで報道されてただけやから、

まだ小瀬選手がどこかで普通に野球をしてそうな気がして。

3月20日開幕スタメンに名を連ねていそうな気がして。

そんなことを思いながら通い慣れた道を進む。


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100%の現実に触れた。

こみ上げるものを抑えることができなかった。






自分が初めて小瀬選手を見たのは、2007年12月に行われた新入団会見。
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「目標にする選手はイチローさんです。」


1番の思い出はやっぱり、2008年7月15日@千葉マリンスタジアム
http://blogs.yahoo.co.jp/aokobura66/41309046.html
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自分が社会人になって始めての遠征。

時を同じくして小瀬選手は1軍に初登録され、9番レフトでいきなりのスタメン出場。

センターグッチの指示を熱心に聞いていたのが初々しかった。

1,2打席でヒットを放ち、

初出場初スタメン初打席初安打初マルチ初盗塁を記録。

小瀬選手が必ずオリックスの将来を背負っていく選手だと思い胸を躍らせた。



2009年11月24日 @京セラドーム大阪
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自分が最後に小瀬選手を見たのは去年のファンフェスタ。

まさかこの時が最後になろうとは・・・・。

この笑顔の裏で何かと戦っていたんでしょうか・・・。




小瀬選手がチームメイト、ファン、多くの人に愛されていたという現実。

それは小瀬選手がチームメイト、ファンの為に必死にプレーしてくれた証。

小瀬選手が将来オリックスを背負う選手になってくれるというファンの夢。

多くのファンが小瀬選手の天性のバットコントロール、俊足に魅了されたという現実。

クライマックス出場という夢を現実に変えたスクイズバント



小瀬選手がこの世を去ったという夢ではない現実。


電光石火の如く人生を足早に駆け抜けました。


小瀬浩之選手 夢と感動をありがとう。
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もっと俊足巧打を目に焼き付けておけばよかった。

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おーぜ!
おーぜ!

もっと喉が潰れるくらいに叫んでおけばよかった・・・。