青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

帰ってきた蒼き魂

昨日のオープン戦で9年ぶりに見た田口壮選手。

感動して試合そっちのけでずっと目で追っていました(笑)


全体アップを終え、オリックスの全選手がロッカールームに戻り、

堀江さんがスターティングメンバーを読み上げている頃、

田口が一人グラウンドへ出て、外野ライト付近でアップを開始。
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ライト⇔センターへ ダッシュ&ランニングを繰り返す。

何往復かした後、
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入念にストレッチを行う。


試合開始前、名前をコールされて外野までグッチとダッシュで競争。


2回ウラ 本拠地初打席。
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ライトスタンドから「おかえり おかえり 田口!」のコール。

そして新応援歌の演奏。

ついに帰ってきた。

そして、泳ぎながらの技ありのライト前ヒット!
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あっさりと関西初打席で初安打。これでオープン戦3打席連続安打を記録。

やっぱ打席に入ると独特の雰囲気を感じます。


第2打席はショートゴロでオープン戦初の凡打に倒れる。


最強左中間コンビ結成か!?
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レフト田口 センター坂口 守備範囲の広い2選手が揃えば失点も減ること間違いなし。


守備中にグッチが頻繁に田口にジェスチャーを送って、守備位置を確認し合っていました。
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40歳と25歳。歳の差15歳と思えないほどのナイスコンビ♪


6回ウラ 第3打席 ブルーウェーブファンには涙モノの対決が実現。

「ピッチャー バルデスに代わりまして 平井」
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このコールを聞いて思わず笑みがこぼす田口。

共に青波黄金期を支えた2人の対戦。

あの時、外野から見ていたオリックスの33番を今つけている田口。

この対戦を楽しみたかったですけど、勝負があっさりと。

難なくレフト前ヒット!
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全盛期の球威がなくなった平井と未だに進化し続ける田口の差は歴然。

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オリックスの新旧33番対決は明暗分かれる形となりました。


田口はこの回で退き、オープン戦通算5打数4安打 打率.800!!


7回表にまた一人でライトファールゾーンでクールダウンを開始。

しばらくして一人の若手選手が田口の下へ向かい一緒にランニングをし始めた。

登板を終えた延江でした。

「俺についてこい」という無言の言葉が聞こえたんでしょう。
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しばし、無言でランニングを続ける2人。


完全に延江は「いつまで走るんですか?」的な顔して走ってましたけど、

一緒に走ってしまった以上が先輩が終わるまで終われません。そらそうよ。
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7回表の中日の攻撃終了と共に2人仲良くベンチ裏に消えていきましたとさ。

背中でチームを引っ張る。田口効果は絶大です。


9年ぶりに見た田口壮は、

9年前よりも、

さらに強く、

さらに頼もしく、

さらに蒼くなって帰ってきました。


これから田口がオリックスにどんな効果をもたらすのかほんまにほんまに楽しみでなりません。