サブ寒。

降りしきる冷たい雨。戻ってきた寒波。

降水率８０％の１日中雨予報。それでも向かっていた。

目的地の場所から引き返してくる数人とすれ違う。

スタンドには人のいる気配が全くない。

やっぱりか・・・。

でも？何かアナウンスが聞こえる。

始まるようです(笑)

２０１０ウエスタンリーグ公式戦

オリックス・バファローズ　ｖｓ　阪神タイガース

１回戦　　＠神戸サブ球場

サブに着くと、観客は１０人。

グラウンドよりスタンドの方が人が少ないという珍しい現象をプロで見れるとは・・・。

スタメン。

１番大村！　２番山崎！　４番ＤＨザキさん！！　５番にバルディリス！

中止にならなかったのは１軍でベンチを温めている選手を調整させたいオリックスと

１軍先発ローテに入っている久保を調整させたい阪神の強い要望があったからかもしれません。

止む気配のない雨にドロドロのグラウンド・・・

調整したいのはわかりますけど、

こんなバッドコンディションの中でプレーしてケガなんかしたら元も子もないですよね。

一応定刻通りにプレイボール。

そんな心配はいきなり１回ウラに。

１番大村　自打球を左足甲に受ける・・・。

痛がりながらも、打席に入り左中間を破る２ベースを放つ！

さすが２０００本安打に最も近い男！と思っていましたが、

自ら代走を要求し、

負傷交代・・・。

あんな痛がっている大村を初めて見ました。

大事に至らなければいいんですけどね。。。

大村の２ベースから１アウト１，３塁のチャンスを作り、

４番ＤＨ　ザキさん！

ショートゴロゲッツー。転がせば何かが起こると思いましたがさすがはプロ(笑)

降り続く雨・・・

攻撃が終わるごとに土の入れ替え。

ここまでして続ける意味があるのか～～と思う自分と、

せっかく来たんやしこのドロ試合の結末を９回最後まで見たいと思う自分がいた(笑)

伊原、久保の両投手まともにボールを投げれない中、文句一つ言わずに踏ん張って投げてました。

どんな状況でも最高のピッチングをファンに見せる。これぞプロですね！

１軍で未だに打席に立てなくてウズウズしていたバルディリス

この気温でも半袖！！左中間を深々と破る２ベース！！

やはり２軍では無敵か！？(笑)

ボールがバウンドしないほどかなり土が水を含んでいます・・・

「そこ滑るから気をつけろ！！」小川コーチも選手を守るのに必死です＾＾；

バルの２ベースから満塁のチャンスを作るも途中出場丹羽マーくん三振でこの回も無得点。

３回表

ついに緊張の糸が切れました。

真っ白なボールが一瞬にして真っ黒になるゴロ。

真っ黒ボールゴロが名手３選手を苦しめました。

今日セカンドに入っていた名手　山崎浩司　お手玉＆悪送球　

完全に早く帰りたいオーラが出てます。

ショート　フレディ・バイナム　変則的なバウンドが読みきれず、弾く。

日本に来ての初めてのエラーが痛恨のタイムリーエラー。完全に悪天候のせいにしてます。

さらに　１軍では守備要員のサード　アーロム・バルディリス　お手玉＆送球できず。

完全に「オレ悪くねぇーし」って感じです。

不運イハラック。無安打で先制点を献上。

３回ウラ

阪神　久保→杉山　にスイッチ。

マウンド付近がもう田んぼ状態。

杉山投手投球練習３球連続滑って大暴投。

それを見た球審が選手を引き上げさせ一時中断。

それから２，３分後・・・

杉本球審がホームベースでノーゲームを宣告。

３回表終了後ノーゲーム

新井オリックス初黒星を逃れた。と言ったほうがいいんでしょうかね。

「ご覧のように雨が激しくなってまいりましたので」とアナウンスしてましたが、

雨の激しさは試合開始前と変わっていないと思うんですが・・・。

どうせなら「杉山投手が滑って投げれないため」とはっきりアナウンスして欲しかったです(笑)

伊原、久保の両投手はあの田んぼ状態の中で踏ん張って投げていたわけですからね。

雨の中、山田くんが一人でブルペンの片付け。

日本のタテ社会って本当に恐ろしいですよね。

自分もタテ社会の恐ろしさを毎日味わっているのでわかります・・・。

共にタテ社会に立ち向かっていこう！

「今日の若武者」

相川選手はベンチにいましたが、一切グラウンドに出てこなかったためお休みします。

全国１億３０００万人の若武者相川ファンの皆様スイマセン。

雨の中、プレーを見せてくれたオリックス・バファローズ、阪神タイガースの皆様、

４人の審判団の方々、傘をさしながら観戦された皆様、

本当にお疲れ様でした！風邪を引きませんよーに。