青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

プライド

5月5日vs阪神戦後 の1塁側ベンチ前で
イメージ 1

この日2度のタイムリーエラーを犯したバイナムに大島コーチが通訳を通して説教つきの指導。

壁にもたれてあまり聞く気がないように感じます。


バイナム自身、日本に来てまで説教受けるとは思ってもみなかったでしょう。

大体、日本で活躍できずに帰っていく外国人選手は

2軍に落とされたり、スタメンを外されると高いプライドを傷つけられたという理由で

モチベーションを下げてしまう選手が多いらしいですね。


バイナムも1軍・2軍を行ったり来たりして、打撃も守備もヤケクソになっているような気がする。

プライドを傷つけられてしまったら例のように終わってしまうのか・・・


そう思いながら若武者の気合のゲージ打撃を見ていたら、
イメージ 2

おぉ!!グラウンドに帰ってきた!


バイナムがショート付近で大島コーチのノックを受け始めました。
イメージ 3

外国人選手が試合後に説教後、特守なんてあまり記憶にない。

大島コーチの熱意が通じたんでしょう。

大島コーチもさらに熱が入る。

通訳さんもボール係を務めてくれています。


ノックを見ていると指摘された点がボールを正面で取るという点。

ずっと正面で捕れるボールをなぜか逆シングル。

エラーが増えてきたので我慢しきれず大島コーチが指摘したんでしょう。
イメージ 4

正面で確実に捕ってから送球。これの繰り返し。

野球部入りたての部員がするような練習を、

プロの外国人選手が真面目に取り組んでいることにちょっと感動。

ゲージ打撃の順番待ちの時にも、
イメージ 5

繰り返し動作を行う。

その練習を楽しんでいるようにも見えました。


約30分。練習が終了。
イメージ 6

まだ熱い大島コーチの熱血指導が続きます。

通訳さんも大島コーチと同じジェスチャーでの通訳!!熱い!(笑)


最後はちゃんと道具を片付けるバイナム
イメージ 7

試合後、説教されて特守を受けて道具を片付ける外国人選手。

フレディ・バイナム

この地に名を馳せた。


プライドを捨てたバイナムがどの様に変わっていくのか大変興味があります。


何より、見捨てずに試合に使い続けてくれている新井監督、

熱く指導してくれている大島コーチ、

球場まで送り迎えしてくれている通訳さんのためにも、

もう1度這い上がって来い!!