遠征記の続編は止めにしました。。。すいません。。。
そんなことよりも。
異例のシーズン途中での引退。
由宇への道中で知ったんですけど、ほんまにショックでした。
プロ8年目、26歳。
「体力的にも精神的にも限界」「一身上の都合」が理由とのこと。
欲を言えば、あと1ヶ月・・・今シーズン終了まで待って欲しかった。
でも、この決断を下すまでかなりの苦悩があったと思うとそうも言えません。
今の2軍の態勢がマサを体力的にも精神的にも苦しめたのは明らか。
1軍へ上がれない外国人、ベテラン、1軍から落ちてきた選手の調整、若手選手の育成。
この4つの選手で全ての枠が埋まり、
26歳と中堅に位置するマサの居場所は日に日になくなっていってるような気がした。
2軍でいくら結果を残しても1軍に上がれない選手が可哀想だと思ってましたが、
2軍でも出場機会が中々与えられないマサはもっと悲惨・・・。
巨人で4年。オリックスで4年。
巨人では1年目に高卒ルーキーとしては松井秀喜選手以来のスタメン出場を果たし脚光を浴びましたが、
結局8年間で 17試合出場18打数無安打。1軍でヒットを打つことすらできませんでした。
2010.05.05 vsT

3塁クロスプレーで完全に追いタッチで誰が見てもセーフというプレーでしたが、塁審の判定はアウト。

3塁クロスプレーで完全に追いタッチで誰が見てもセーフというプレーでしたが、塁審の判定はアウト。
その判定に激しく抗議する平田監督や中村コーチの後ろで
笑いをこらえきれずに笑ってしまっているマサ。
あの時の笑顔が何かかなり印象に残ってます。
よく5回終了後のグラウンド整備の合間に、外野付近で弟分の高島とやっていた練習。

腰を一定に落としたまま、ゴロを転がすという地味にキツイ練習。

腰を一定に落としたまま、ゴロを転がすという地味にキツイ練習。
いつもこの練習を見るのを楽しみにしてたんですが、
もう見れないんですね。
前の回で土井がタイムリーエラーをして新井監督の逆鱗に触れたことによる交代出場。
こんな出場の仕方でもマサはなぜかめっちゃ嬉しそうでそれがなぜか気になってたんですけど、
今思えば、このときはもう決意を固めたスッキリした気持ちだったのかもしれません。

状況に応じた器用なバッティング、堅実な守備。
もったいない。それしかないです。
オリックスのせいで野球が嫌いになったなら、
オリックスのせいで野球を辞めようと思ったのなら、それは悲しすぎる。
まだオリックスにはマサと同じ気持ちの選手がいるかもしれない。
同じようなことが起こらないようにマサがオリックスに最後に残したメッセージとして、
球団には感じとって欲しいです。
今記事のタイトル「力のある限り 野球に生きる」は
2008年のパーフェクトガイドに書いてあったマサのモットー。
26歳・・・もう力がなくなってしまったということなのか?これで燃え尽きたのか?
絶対に力は残っているはず。悔いは残っているはず。
来春、他球団のユニフォームを着ていることを願っています。
まだまだ野球に生きれるはず。