青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

セカンドフライ

今年も数々の名勝負、名シーンが生まれましたね。

2010年のAOKUのベストバウトは・・・

5/18 交流戦 オリックスvs広島 @京セラドーム大阪
2回表 広島 迎祐一郎 vs オリックス 近藤一樹

公式戦では実現不可能だと思っていたこの2人の対戦。

2007年ウエスタンリーグにて、

迎は首位打者・最多本塁打・最多打点・最多安打・最多得点など8つの打撃部門、

近ちゃんは、最多勝最多勝率と2人で主要タイトルをほぼ独占。
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この時、この2人が来年以降オリックスを引っ張っていってくれると確信しました。

2008年。その期待通り、迎は開幕スタメンを奪取し、近ちゃんも先発ローテ入り。

迎はまた1軍戦になると活躍できない病が発病し、2軍落ち。

そんな迎をよそ目に近ちゃんはルーキーイヤー以来4年ぶりの勝利を挙げ、プロ初完投勝利、

そして、一気に二桁10勝をマーク。
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さらに球団史上初のクライマックスシリーズ開幕投手にも選ばれた。

チームに欠かせない存在になった近ちゃんと再び2軍暮らしになった迎。

2人の差は広がっていくばかり。

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2010年5月15日 迎 トレードでカープへ移籍。

その3日後。いきなりスタメン出場。

2回表 移籍後初打席。マウンド上にいたのは近ちゃん。
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これは偶然という名の必然か!?と1人で興奮してました。

結果は光尊の好捕によるセカンドフライ。

この後、第3打席で近ちゃんから移籍後初安打を放つわけですけども、

チームメイトとして凌ぎを削ってきた2人が敵同士になって対戦する。

しかもそれが、移籍後初打席。本当に良く出来ています。

選手1人1人に各々のサクセスストーリーがあって面白い。

だから野球観戦は止められないんだなと感じた対戦でした。


その後の近ちゃんは・・・
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「知らんわ!もうなんも言わん。もうファームいかすよ。もう(近藤は)今年終わりや」

「ひどいな。見ての通りや。」

と某指揮官に罵声を浴びせられ、不甲斐ないシーズンになりました。

それなのに、契約更改でアップしたことに多くのオリックスファンが首を傾げています(笑)


一方の迎もカープでも1軍で活躍できず2軍落ち。

7/10@vsS@神宮

ど真ん中のボールをバントの構えで空振りしてスクイズ失敗した時はズッコケましたけどね(汗)

温厚な野村監督が怒るほどでしたし・・・。


気がつけば同時に迷走していた2人。
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同時に気高く咲き誇れる日が来るのか!?