
15 加藤大輔 投手 31歳 自主退団
プロ入初の1軍未登板に終わり、
さらに大幅減俸にかつての守護神のプライドは傷つけられてしまったんでしょう。
08年球団セーブ記録を塗り替えたかつての輝きを取り戻せないままオリックスを去ることになりました。
2軍戦で見ても、ボール自体は悪くないのになぁ~とは思いますが、

ピーク時の大輔のボールに比べたら、やっぱりだいぶ見劣りします。体型も・・・・。
2007年の新入団選手発表会に出席して、在籍選手代表として大輔が新入団選手に送った言葉。

「(プロの世界では)『ちょっとの差』が『すごい差』になるということです」
大輔を見るとこの言葉をいつでも思い出します。
ライバル投手に「ちょっとの差」をつけセーブ王に輝いた08年の栄光から、救援失敗を繰り返し、
いつしか2軍暮らしに。気付けば「すごい差」がついていました。
大輔が言ったあの時の言葉、自分自身に再び言い聞かせる時です。

命運を握る明日の登板。自分自身のプライドも守るために、最高のピッチングを!
『すごい差』を埋める最後のチャンス。
自分が秋季キャンプ見学に行く前日の衝撃。

フェニックス、秋季キャンプの不参加でまさかとは思ってましたが・・・。


まん丸で角刈りだった高島くんでしたが、
3年目の今年 身体も引き締まり、坊主頭にヒゲ、精悍なプロの目つきになり、これからと思ってたんですけど。

持ち前の明るさや積極的なバッティングは、
いつも暗く消極的な新井オリックスにはなくてはならない存在だったと個人的には思ってました。
結局1軍出場は叶わぬまま戦力外通告。
2011年5月14日
高知での2軍戦後に行われた少年野球教室。ここでのTSUYOSHIが1番印象に残ってます。
誰よりも大きな声で挨拶・指導をして、少年少女と野球を楽しんでいる姿。
「バッティングが腰の回転が1番大事やから」

「じゃあみんなで1回腰を回そう!」
「行くぞ!せ~~の カキーーーーン!!!」

「もっと回せ!もう1回行くぞ~~!!せ~~の!」
子供達よりTSUYOSHIが1番楽しんでましたね。コーチというよりもお父さんみたいな感じでしたが(笑)
まさかこの時、今季で戦力外になるなんて思いもしませんでした。
慕っていた長田昌浩の無念も晴らして欲しかったんですけど、2軍でも満足に出場機会が与えられずに、
マサと同じようにオリックスを去ることに。
一緒に坊主にするほどTSUYOSHIのことを慕っていた深江くんには、

この無念をオリックスで晴らしてもらいたい。

明日全身全霊を賭けて、運命を変える一打を打て!
2011年11月24日 @ほっともっとフィールド神戸
12球団合同トライアウト
オリックスからトライアウト受験すると報道されている5選手。





明日、慣れ親しんだ神戸で野球人生最高のプレーを。

健闘を祈る!!