青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

伝説の地

1934年11月20日 ここで伝説が生まれた。
 
六大学出身者を中心とする全日本チームが全米大リーグ選抜チームを向かえ親善試合を行った。
ベーブ・ルースルー・ゲーリックやジミーフォックスを擁する超豪華メンバーで、
特に13日から18日の3試合で、50得点12本塁打と驚異的なパワーを見せた。
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11月20日
ここで行われた第10戦で弱冠17歳の沢村栄治投手がベーブ・ルースをはじめ全米チームから
9奪三振を奪う快投をみせ、アメリカと初めて互角の試合を演じた。
試合はルー・ゲーリックのホームランにより0対1で負けはしたものの、
それは日本野球史に燦然と輝く快挙であった。
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今日、野球は日本で最も愛されるスポーツのひとつとして発展するにいたっている。
ここに時代や国境を超えて子供たちの夢を育み、多くの人々に感動を与えた選手たちの球跡を伝える。
(記念モニュメントより)
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この沢村栄治投手の好投が日本プロ野球誕生の根源になったとも言われている。
 
ここは日本プロ野球にとって伝説の地。
 
 
それから78年。
 
野球とベースボールの差は当時では予想できなかったくらい縮まっている。
 
WBCで2度世界一になっているから日本の方が上だと言う人もいますけど。
 
2012年、日本プロ野球界のエースと言われていたダルビッシュ有投手がメジャー挑戦。
 
アメリカへ行く目的は「日本人の評価を上げたい」
 
沢村栄治も同じことを思いながら、ベーブ・ルース擁する全米チームへ立ち向かったことでしょう。
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道は繋がっている。意志は受け継がれている。この草薙から。
2012年3月18日
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2012草薙球場メモリアルイベント
@静岡草薙球場
 
 
 
明日3月19日から再び大改修工事に入る草薙球場のメモリアルイベントとして組まれた練習試合。
 
静岡に来る機会、この伝説の球場で観戦できる機会を与えてくださった多くの方々に感謝です!!
 
 
東北楽天の先発投手は・・・
 
ダルビッシュ投手が抜けた日本プロ野球界のエースを呼ばれるであろう、
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昨年「沢村賞」を受賞した 田中将大 投手
 
沢村栄治ゆかりの地で沢村賞投手が先発。これも何かの巡り合わせですね。
 
 
しかし!!
 
 
これを阻むかのように試合開始1時間前から無情の雨が降り注ぐ。
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ただでさえ前日の雨でグラウンドコンディション不良で早くから、
 
グラウンドキーパーの方々がグラウンド整備をしていたのに・・・。
 
 
個々で中止になったら、静岡まで沢村栄治ベーブルース像を見に来ただけになってまう(笑)
 
 
両軍選手たちが一旦引き上げましたが、1人グラウンドに残り、
 
雨の中、駆けつけた静岡のファンにサインをするT-岡田
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静岡のファンの方々も言ってましたが、オリックスで1番最初に名前が挙がるのが「T-岡田」と。
 
チームの顔として、いつもファンに優しく大事にしてくれます。
 
どれだけ監督に嫌味を言われても、僕らファンはTの味方です。
 
 
雨脚が少し弱まり、試合を15分遅れで開催することが発表される。
 
スタメン発表。
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Tがクリーンアップ復帰!!赤田ショーゴさんが1軍合流即スタメン!!
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ベンチ前で円陣を組むBsナイン。今日の声出し係は駿太くん。
 
 
雨が降り続きますが、スタメンが発表されスタンドのボルテージが上がってきました。
 
 
緊急アクシデントあり、凱旋出場あり、
 
巨漢の激走あり、
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若い力躍動あり、そして!
 
伝説の地であの天才打者もバッターボックスへ!!
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試合詳細レポはまた後日!!今月中に書けたら・・・いいんですけどね。
 
「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギスってことで(苦笑)
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駿府城跡にある徳川家康像(試合後行ってきました)