青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

北摂七夕首位決戦

大阪府の北部に位置する高槻市
 
日本のプロ野球が始まって80年余り。
 
2012年の七夕に大阪の北摂地区で初めてプロ野球の公式戦が開催されました。
 
北摂・高槻には自分にとっても過去にお世話になって、非常にゆかりのある街ですので、
 
この街でプロ野球が行われること、またそれを立ち会えたことに感謝と喜びで一杯という次第であります。
イメージ 1
2012ウエスタンリーグ公式戦
17回戦   @高槻市萩谷運動公園野球場
 
 
 
 
 
周りが緑で囲まれた萩谷運動公園。
 
試合開始1時間前には少ない座席がほとんど埋め尽くされました。
 
開会セレモニーで高槻市長さんが挨拶。
 
北摂高槻市で初めてプロ野球の公式戦が開催されます!!」
 
オリックス・・・・
イメージ 12
バ『ッ』ファローズ!!
 
 
出た!小さい『ッ』いらんねん!(笑)
 
地方開催での挨拶時に高い確率で絶対「バッファローズ」って言いますよね。
 
蒲郡市長さんはちゃんと「バファローズ」って言ってたのに(悲)
 
 
武人埴輪をモデルとした高槻市のマスコット
イメージ 17
はにたん も駆けつけました!!
 
 
はにたんにガンを飛ばすシンタロー。
イメージ 18
高槻のアイドルと日本の天才打者が相対した瞬間でした。
 
 
そんなこんなで北摂で初めてのプロ野球がいよいよ始まります!
イメージ 19
2位カープとの首位決戦。
 
 
1回ウラ
イメージ 15
 
の早稲田大 先輩後輩対決が実現。
 
結果は・・・3打数無安打2三振と
イメージ 16
シンタローが先輩の優しさを見せ付けてやりました!
 
さっすが大先輩!!
 
 
 
2回ウラ
 
高槻の方々の大歓声と共に、鋭い打球がライトスタンドへ!!
イメージ 20
記念すべき1発を放ったのは、ショーゴさん!!
イメージ 21
低めの球を上手くミートした先制2ラン!Bs2-0C
 
 
先制したのも束の間、先発の秀聡さんが、土生選手にソロを浴び、
 
今日外野手デビューした小島くんが外野フライを3ベースにしてしまうというマズイ守備で同点、
イメージ 22
そのランナーを犠牲フライで還され、あっと言う間に逆転。Bs2-3C
 
 
さらに3番手の祐ちゃんがランナーを貯めて降板。
イメージ 23
4番手の西川さんも若鯉の勢い止めれず追加点献上。Bs2-4C
 
さらに1アウト1,2塁で今日ホームランを打っている土生選手は前進守備のライトを襲う大飛球!!
 
これをライト駿太くんランニング背走スーパーキャッチ!
 
3塁を回っていた1塁ランナー戻れず封殺でチェンジ!
イメージ 2
この駿太くんの大きなプレーでスタンド全体が沸きました。
 
 
流れもオリックスへ。7回ウラ
 
この回も続投の福井投手から、2アウトからチャンスを作り、
イメージ 3
今日2度チャンスで凡退していた勇介さんが、1,2塁間を破るタイムリーヒット!!Bs3-4C
イメージ 4
エルドレッド選手のデカさが一目瞭然。
 
 
2アウト1,3塁でバッターは2番駿太くん。
 
ここで勇介さんが二盗!!キャッチャー會澤捕手が2塁へ送球した瞬間に、
 
3塁ランナー ベロスくんがホームスチール!セカンドからボールが返ってくる!
 
クロスプレー!ベロスくんと會澤捕手が激しく激突!!スタンドから「おぉ!」と言う声!
 
 
判定はアウト!!
イメージ 5
タッチしたのか微妙・・・と思ったら、
 
ネクストで真後ろから見ていた、あの温厚なシンタローが主審に抗議!
イメージ 6
それを見て、新井監督もグラウンドに飛び出し抗議!
 
熱いぜ!新井オリックス
 
 
この熱さがあれば逆転できる!
 
小瀬世代のクワケンが好投し、8回ウラ
 
駿太くんヒット、シンタロー四球、辻さん意表を突くバント野選でノーアウト満塁!!
 
今日ホームランを放っているショーゴさん!!
イメージ 7
詰まった当たりがレフトの前へ落ちる!
 
が、打球判断を誤った1塁ランナー代走の深江くんが2塁封殺。
イメージ 8
1人ランナー生還。タイムリーレフトゴロで同点(笑) Bs4-4C
 
続く逆転のチャンスも日高さん、荒金さん連続三振を喫し同点止まり。
 
 
 
チャンス、ピンチの連続。
 
 高槻が沸いた3時間13分の激闘は終わった。
イメージ 9
オリックス 4-4 広島 (ウエスタンリーグ規定により引き分け)
イメージ 10
 
 
バーデン選手が「あしたのジョー」みたいに燃え尽きたポーズ。
イメージ 11
 
エルドレッド選手が意外にイイ顔しているということが明らかになりました。
 
 
試合後、オリックスの若手選手たちによる少年野球教室が開催されました。
イメージ 13
球場の行き道で、一組の親子が
 
「今日(の試合)おもろかったら、今度京セラ行こうな」と話していました。
 
地方開催の第一目的はファンエリア拡大。
 
野球を見慣れた自分でも今日の試合は、首位攻防に相応しく見所が多くて面白い試合だったと思います。
 
この親子も今日の試合をきっかけに野球が面白いモノだと感じて、オリックスファンにならなくても、
 
プロ野球ファンになってくれたら、
 
オリックスがここ高槻市で主催試合を開催した意味があったということですね。
イメージ 14
北摂で初めて行われたプロ野球
 
球史に新たな1ページが刻まれました。