青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

残された男たち

いよいよ始まりましたね!高知秋季キャンプ。
 
例年は若手主体の秋季キャンプですが、今回は主力主体のメンバー構成。
 
今回は、仕事と体調の具合でまだ高知へ行けるかどうかわかりませんが、
 
こっちに行って来ました。
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高知キャンプに連れて行ってもらえなかった少数の選手たちがキャンプを張る、神戸サブ球場。
 
優雅に流れるBGMがなければ、この中で何か行われているとは思えない静寂が漂っていました。
 
 
 
サブに着いたのは午後でしたので、投手陣のグラウンド内での練習は終了しており、
 
野手陣の頑張りを見てました。
 
 
参加選手:高橋信二、梶本勇介、深江真登、庄司龍二、堤裕貴、稲倉大輝 の計6選手
 
6人だけのキャンプ・・・。
 
人数が少ないので、全選手の写真を貼ります。
 
捕手1名。内野手3名。外野手2名の3班に分かれて、ゲージ打撃、ティー、ノックをローテションで行う。
 
 
 
シモヤマン2軍外野守備コーチが率いる、深江くん・稲倉くんの外野班。
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シモヤマンの厳しいゲキが飛んでおりました。
 
 
 
弓岡2軍監督、北川2軍打撃コーチが率いる、信二さん、勇介さん、堤くんの内野手班。
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どのコーチ、選手よりもオーラと貫禄があった背番号23番のコーチ。
 
バッピを務める北川コーチ。
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常に笑顔で、誰よりも練習を楽しんでいました(笑)
 
 
弓岡2軍監督が勇介さんに熱血指導。
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新井監督がいなくなって、2軍への熱も下がるかと思ってたんですけど、
 
フェニックス優勝と、今日の指導を見て、来季も変わらず2軍に熱を入れていこうと思いました。
 
 
ノックを受ける、勇介さんと堤くん。
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勇介さんが、堤くんに親身に捕球の捕球動作を教えていましたが、
 
その勇介さんも守備が危・・・(以下自粛)
 
 
気になっていたのは、唯一ベテラン勢で取り残された信二さんの状態。
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やっぱり元気にやってる若手選手とは対照的にモチベーションが・・・・。
 
気持ちはわかりますけど、切り替えて、ここで人一倍練習するしか道はないんです。
 
13:30全体練習終了後、すぐにサブから姿を消しました。
 
 
 
郁洋2軍バッテリーコーチ、ハムタロー育成担当インストラクター率いる庄司くんオンリーの捕手班。
 
選手1人にコーチが2人もいるという贅沢なグループ。
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ハムタローさんが庄司くんにずっと付きっ切りだったので、
 
 
外野でボール拾いして、暇そうな郁洋コーチ。
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北川コーチは23番ユニのままなのに、真新しい82番のユニフォームを着用。
 
 
突風で倒れそうになったネットをダッシュして支える場面も。
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鼓動が高鳴るこの勝負、ネットを無事に立て直すことに成功!
 
 
 
そして、ついにウインドブレーカーを脱ぐ時が!!
 
82番の披露!
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おぉぉ!82番もお似合いでございます!!
 
 
バッピを務めます。
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最後の最後まで選手兼任コーチを球団に要求していたみたいで、
 
まだ現役への思いを断ち切れていないかなと思っていましたが、
 
北川さんに負けず劣らず楽しそうに選手たちを接していて、一安心。
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北川さんも、郁洋さんも本当にいいコーチになりそうです。
 
オリックスでコーチを引き受けてくれたことに感謝です。
 
 
 
試合を見るのも好きですけど、
 
打球音、選手、コーチの声が響く球場でゆったりまったり過ごせるキャンプも癒されますね~~。
 
 
でも1つ言うのであれば、「選手よりコーチの方が元気で精力的」
 
これではダメですね。コーチに負けないくらい声を出して野球を楽しまないと。
 
 
信二さんが帰ってからも5人の練習が3時間以上続いていましたが、
 
打ち込みを続ける選手たち、シモヤマンも弓岡監督も
 
さらに町マネージャーも登板!!
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引退してから5年経ちますが、入団前「野茂2世」と呼ばれた豪快さの面影は残っていました。
 
 
 
最後はロングティー。
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深江くん、庄司くん、堤くん、稲倉くんの4選手が打ち込みます。
 
北川さん「誰かがあの黒いバックスクリーン当てるまでな!」↓
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終わりのないロングティー。
 
サブには照明設備がないので、日が暮れるまでに終わるんか?不安でしたが、
 
開始2分。
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ドンっ!という音と共に深江くんが手を挙げる!そして見守っていたファンからも拍手が起きる。
 
2分で終了!!
 
が!!
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北川さん「早すぎるからアカン。今のなし!」
 
そこから15分経過・・・。当たりなし。
 
選手たちの「あぁ~!」という声と打球音だけが虚しく響く。
 
 
隅でトス打撃を行っていた勇介さんが満を持して登場。
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さすがはパンチ力のある勇介さん!
 
いい角度で打球が上がる!
 
スタンドイン!!も黒いやつのわずか横を通過!!
 
北川さん「ファァァール!!大ファァァァーーーーール!!」
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北川さん、めっちゃ喜んでます。
 
 
へばってきて、飛距離も短くなってきた選手たち。
 
頼みは高校通算26本塁打の熊本が生んだ天性のスラッガー 稲倉大輝
 
「これは行った!これは行った!」
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(惜しくも当たらず)「あぁぁぁ~~~!」
 
というのを4回くらい繰り返し、
 
北川さん「お前、行ったことないくせに、行った行ったうるさいねん!」と怒られ、
 
 
その次の打球も
 
稲倉くん「これは行った!」
 
球場全体がシーンとなって、
 
「ドンっ!」
 
 
「シャーーーーーーーーーーーー!!」
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みんなで喜びを分かち合いました(笑)
 
 
やはり当てたのは高校時代2度の場外ホームランを放った稲倉くん。
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飛距離だけは1軍レベルの待望の和製大砲。来季中の支配下登録が待たれます。
 
 
最後はみんなでお片付け。
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お疲れ様でした。
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と思ったら、
 
勇介さんを除いた若手4選手が引き続き練習を自ら課していました。
 
堤くんは弓岡監督を呼び止めて、また練習に付き合ってもらってましたし。
 
 
シモヤマンのブログにもありましたけど、
 
高知へ連れて行ってもらえなかったという現実を受け止めて、高知にいる選手たち以上に練習をしないと
 
いけないという強い意識をしっかり持って、明日からもやって欲しいですね。
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コーチとほぼマンツーマンなので、この恵まれた環境で、
 
高知組よりも有意義なキャンプにして欲しいと思います。
 
今日見守っていた12人のファンも、コーチ陣も、
 
今日サブにいた選手たちが来春1軍の球場で大暴れしている姿を見れることを待ち望んでいるはずです。
 
見返したれ!
 
 
拝啓、森脇浩司殿、
 
こちとらそれなりに楽しく元気にやっております候、ご心配いりませぬ。