青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

峻別

もうすでにオープン戦が始まってしまいましたが・・・。
 
 
2013 オリックス・バファローズ 宮古島キャンプレポ Vol.3
 
2月16日  滞在最終日
 
 
この日も降ったり止んだりの雨。
 
アップは室内練習場で。
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遠征での雨ほど凹むものはない・・・。
 
 
小雨になると、
 
佐竹コーチ「雨止んだから、外へ行くぞ!」
 
某選手「まだ雨降ってますよ~~・・・」
 
佐竹コーチ「キャッチボールくらいできるやろ!!」
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「雨まだ降ってるし・・・」とブツブツ言いながらも野手陣が出てきました。
 
サブグラウンドでキャッチボールが始まりました。
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寅威くん。
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雨が目に入って、
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ウインクするゴンゾー。
 
 
縞田くん、恵一さん。
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誰も言葉を発することなく、
 
グローブにボールが入る音だけが響き、
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再び室内練習場へと戻りました(笑)
 
 
 
入れ違えるように投手陣もサブグラウンドへ出てきました。
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新加入の馬原投手、松本投手もチームに馴染んでいる様子。
 
 
ブルペンは屋根があるので、雨でも問題なし。
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比嘉さん
 
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カモシ
 
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松本投手
 
 
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なぜ2人が笑っているのかと言いますと・・・・
 
 
野投手が左投げ!?
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イヤ、八木投手がユニフォームを忘れて東野投手のユニフォームを着てピッチング。
 
 
東野2人
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揃いました。
 
 
今キャンプで唯一指定された2000球を投げきった達也くん。
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佳寿・馬原に繋ぐ大事な位置を任されそうですね。受けた寅威くんと打ち合わせ。
 
 
 
肉離れで離脱する前のマモさん。
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開幕までには間に合うのでしょうか・・・・。
 
 
見守るシュルツ投手。
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無事に合格され、オリックスの一員になりました!!
 
 
続々と投手が投げ終わる中、
 
終わる気配のない投手が、
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新天地に懸ける思い、巨人を見返したいという思いが東野投手に火をつけたんだと思いますが、
 
本当にオリックスはオレが引っ張る!という熱い気持ちが伝わってきました。
 
熱い気持ちだけでは活躍できない。でも東野投手には最大の理解者がいます。
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西本聖投手コーチ
 
野投手の心境を理解し、性格を理解し、どの投手よりも東野投手のことをよく見られてます。
 
西本コーチ「なんや疲れたんか?」
 
野投手「ちょっと疲れました・・・」
 
西本コーチ「こんな所で疲れとったら試合はもっとしんどいぞ!」
 
 
球数が190球に達し、
 
野投手 「外(アウトコース)に良いの5球決まったら終わりにします!」
 
西本コーチ「5球で良いんか!?」
 
野投手 「・・・5球でお願いします・・・」(←ソコは譲らず)
 
 
西本コーチ「そんな球で勝てるか!?背番号27にするぞ!」(←八木投手がユニ忘れたせいでトバチリ)
 
 
ようやくラスト1球に。
 
野投手「よっしゃ決まった~~!!」
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      「お疲れっした!」
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西本コーチ 「そんな球で勝てるか!?」
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野投手 えっ!? 」
 
西本コーチ「今の球で勝てるんかって!?」
 
「・・・」
 
 
何度目のラストの1球かわからなくなりましたが、
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渾身のラスト!!
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西本コーチの返答を待つ怯えた目(笑)
 
西本コーチ「OK!!」
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野投手 「ありがとうございましたっ!」
 
ようやく安堵の笑顔。
 
投げたその数 227球!!
 
実に1時間10分休みなく投げ続けました。
 
ここまで最後まで投げぬけたのは西本コーチの厳しいゲキのおかげしかないです。
 
 
 
弱音を吐けば厳しくゲキを飛ばし、いいボールを投げれば素直に褒める、
 
また調子に乗れば厳しく当たる。と西本コーチが東野投手を完全にコントロール
 
クールダウン直後に八木投手らに自分の投げた球数を自慢する東野投手。
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ブスっとした感じで他人を寄せ付けないタイプの人間かなと勝手なイメージを持っていましたが、
 
表情も豊かで、お喋りで、人懐っこい人間というイメージに変わりました。
 
 
規則が厳しかった巨人軍に出て、髪がボサボサになってヒゲも生やしてさらに落ちぶれたとか
 
色々言われてますけど、
 
そんな雑音を消すには結果を残すしかない。
 
外見がどうであれ、結果さえ残せば。
 
西本コーチがいれば結果を残すことができると勝手に確信しております。
 
 
いざ、開幕投手へ!!
 
過去の栄光と過去の自分と区別をつけて新たな気持ちと新たな仲間と共に。
 
 
キャンプレポというよりも東野峻特集記事になってしまいました。