青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

島人ぬ宝

宮古島石垣島 AOKU史上最も野蛮な旅レポ 激長完結編
 
ーー2014年2月16日ーー
 
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島人、海人、プロ野球ファンにとって待ちに待った日が訪れました。
 
空模様は青空に雲がかる晴れ。
 
1ヶ月前から願っていた天候。もうそれだけで十分でした。
 
 
10:10 オリックス・バファローズ 球場入り
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同じく前日、琉球エアコミューターで石垣入りしたオリックス様ご一行。
 
1番人気はやはりグッチ。
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練習前というのに希望者全員にサインに応じる。
 
 
10:15 隣の陸上競技場でウォーミングアップ開始
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メイン球場を使わせてくれないとかアウェー感たっぷり。
 
選手達もアウェーということで燃えたのか、元気に声を出しアップ。
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あの竹原さんも若手に混じって声を出す!!
 
 
が!ここでアクシデント!!
 
 
 
 
 
10:41 竹原直隆 リタイア!!
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ダッシュの際に足をやってしまった模様・・・。
 
元気に声を出すなんて慣れへんことするから・・・笑
 
 
帯同した選手の中で唯一の長距離砲・竹原さんの離脱・・・。
 
 
オリックス・バファローズ どーなってしまうのか!?
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陸上トラックを使って、ラダートレ。
 
 
11:00 開門
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11:01 竹原直隆 普通にいる。
 
 
12:30 スターティングメンバー発表
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12:31 竹原直隆 普通にスタメン。そして4番
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11:45 オープニングセレモニー
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石垣市長「島の子供達に夢を与えて欲しい」
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12:57 グッチ ミス八重山南十字星さんから謎の物をいただく。
 
 
13:04 石垣島の英雄 大嶺投手マウンドへ上がる。
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大嶺投手の母校・八重山商工高はこの球場のすぐ近くにあります。
 
そして、弟の大嶺翔太選手も8番サードでスタメン出場。
 
生まれ育った島でプロ野球選手としてプロ野球の試合で投げる。
 
それを迎えた温かい拍手と指笛が今思い返しても感動的なシーンでした。
 
 
2014 オープン戦
@石垣中央公園野球場
 
13:06 プレイボール
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大嶺投手の記念すべき初球を1番武田くんがフルスイングでファール。
 
 
13:11 竹原直隆 普通に打席に立つ。
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ライト前にポトリ。
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13:14 この試合歴史的初ヒットを放ったのは竹原直隆
 
 
5番カズサクも続く!
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グッチ生還し、オリックスが先制。
 
 
2回表にも
 
成長著しい武田くんのタイムリー。
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前日、宮古でサインをもらったんですが、
 
去年には感じなかった、ただならぬ自信をオーラを感じました。
 
安達くんのタイムリーで武田くん生還し3点目。
 
 
3回表
 
竹原さんが四球を選んで、カズサクが続き、ヒカルくんがレフト線へ弾き返す。
 
13:59 竹原直隆 普通に猛ダッシュ
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普通に走れるやん。
 
心配して損したわ。
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大嶺投手から4得点。スタンドの観衆からはため息の連続でした・・・。
 
ここで大嶺祐太投手をKO。
 
Bs4-0M
 
長年こういう相手選手の凱旋試合的な試合には
 
かませ犬になってきたオリックス・バファローズ。ついに真の悪役になる。
 
 
もう一人ロッテには石垣島の英雄がいた。
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弟・大嶺翔太選手
 
2番手ナマステー中山さんが翔太選手に2点タイムリーを浴び、
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球場の雰囲気が変わった。
 
5回終了後に島の唄が流れ、石垣の子供たちが踊る。それに手拍子が起こる。
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気持ちを癒してくれる、見事な舞であった。
 
 
Bs4-2M 2点差のまま迎えた7回ウラ。
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子供たちが楽しみにしていたジェット風船飛ばし。
 
島人が飛ばした風船が石垣の空を舞う。
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見事な舞であった。
 
 
5番手で登板した森本くんも
 
島一体となった石垣マリーンズの勢いを止めることはできなかった。
 
再びチャンスで回ってきた大嶺翔太選手。
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この日2本目のタイムリーで1点差。
 
満塁となって鈴木大地選手が右中間を破る。
 
呆然のヒカルくん。
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これがオリックスクオリティー
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最高の展開に沸く球場内。指笛がしばらく鳴り止みませんでした。
 
この回終了後、飛行機の時間も迫っていたので球場に後に。
 
 
翔太選手は8回にもタイムリーを放ち4打数3安打4打点の大活躍!
 
見事に兄の敵を取られましたな。
 
「兄弟支え合っていきたい」
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その姿と言葉は大いに石垣島に元気と夢を与えましたね。
 
 
タクシーの運転手さんに
 
「大嶺兄弟は石垣島では英雄なんですか?」と質問してみた。
 
 
運転手さん「お兄ちゃん(祐太)はセンス、弟はヤンチャですね。」
 
 
子供の頃から大嶺兄弟を見てきたという運転手さんは
 
大嶺兄弟を自分の子供のように、色々話してくれました。
 
 
「翔太はヤンチャだけど、負けず嫌い。
その負けず嫌いがお兄ちゃんにあればなぁ・・・」
 
試合前、運転手さんが話した通りの展開になった形でした。
 
 
 
大嶺兄弟だけでなく、2番手で登板した川満投手、伊志嶺選手は宮古島出身。
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伊志嶺選手は、毎回恒例の宮古島でのオリックス主催の野球教室に参加して
プロになりたいと決意して、夢を掴んだんですよね。
 
 
球場前からタクシーに乗ったんですが、それがなんと!
 
行きのホテルから球場前乗せていただいた方と同じ方という奇跡。
 
球場から南の島石垣空港までの30分間、
また色々なお話を聞かせていただきました。
 
その方は、
石垣島出身のアーティストBEGINと同級生だと教えてくださいました。
 
タクシーの車内の天井には3人のサインが。
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宮古、石垣行きを決めてから、ウォークマンにBEGINの歌を入れて、
 
勝手に沖縄気分を味わっていたので、個人的にだいぶ嬉しかったです。
 
 
空港に着いてからも、しばらくお話を聞いていたら、
石垣土産を買う時間がなくなったのは残念ですけど、
それもまたいい思い出になりました。
 
最後の最後まで「(石垣島は)宮古島よりいい所でしょ!?」
とライバル意識を持って薦めてきたのはおもろかったですけど。
 
 
この石垣島の来れたのも、
石垣島の方々がオープン戦開催に尽力してくださったから。
 
チケット販売の際に予想以上の売れ行きで島外から申し込みが殺到し、
1人1人電話で対応しているとおっしゃられていました。
 
行く前から島の温かさを感じておりましたし、
本当に感謝しております。
 
 
島の英雄たちも、
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何も語らない空も、
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果てしなく続く海も、
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大切な「島人ぬ宝」 
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島人、島人ぬ宝たちよ、みーふぁいゆー!(石垣方言で「ありがとう」)