伝説との対峙
今シーズンが終わってしまいましたが、まだ観戦レポ書いております。
後ろからクラーク先生。
前日よりも気温が低下し、雨も降り、風も吹いておりました。
2017.10.04 パ・リーグ公式戦
25回戦 @札幌ドーム
ファイターズの今シーズン本拠地最終戦。
プロ野球史に残る伝説の試合となりうる一戦。
その一戦を前に北海道神宮で参拝。
実に神聖な場所で、パワーをいただきました。
岡崎大輔くんのプロ初スタメン。
ファイターズのスタメン。
「4番・ピッチャー・・・」ってコールされた時点で大歓声。
もちろん、大谷選手を見るために北海道へ来たわけではありません。
その大谷選手に勝つところを見るために来たんです。
大観衆の3万9000人。
ビジター応援エリアにも、そりゃオリックスファンじゃない人いますよねーーー。
ビジター応援エリア以外は
大谷翔平選手の日本ラスト登板での最高の結果を望んでいました。
対するはBsのエース・金子千尋
相手にとって不足なしとお互いが思っていたでしょう。
4回ウラ
打者・大谷選手にヒットを打たれてから大田選手に3点タイムリーを浴びる。
でも本当にこの回だけ崩れたのでもったいなかったですよね。
岡崎大輔 プロ初打席。
プロ初打席の相手が大谷投手。空振り三振でしたが貴重な経験になったでしょう!
4回までランナー1人も出せず、
ドーム内が日本ラスト登板を完全試合するんじゃないかという雰囲気も漂い始めた
5回表
マレーロのポテンヒット!!
ライトビジター応援エリア、勝ったような大騒ぎでした(笑)
もう最後になるかもしれない、
日本を代表する
2投手の投げ合いは
いつまででも、ずっと
見ていたかった時間でした。
8回ウラ 2アウト ランナー1,2塁
ここで巡って来た打席で、
最高のシナリオを多くの野球ファンが望んだことでしょう。
投げては完封&二桁奪三振、打ってはホームラン。
伊藤光がマウンドへ。
試合には負けたとしても、ここだけは何としてでも抑えて欲しい!!
ヒカルくんがマスクを被れているのは、金子千尋というエースがいたから。
千尋さんがエースとして二桁勝利を挙げることができたのは、
伊藤光という捕手がいたから。
このバッテリーの今シーズン最後のピッチング。
永遠に語り継がれる伝説の選手との対峙。
フルカウント。ドーム内は自然と拍手が起こる。
固唾を飲んで祈る18.44m
空振り三振!!
最高の瞬間でした。
金子千尋 117球 完投。2017シーズン最終登板。
エースがエースである所以のピッチング。
9回ウラ 連続四球で1発出れば同点という場面で、
代打・ラオウ!!
田口2軍監督に10億稼げる選手になると言わしめたポテンシャルの高い選手。
ここで大谷投手を見に来たメジャーのスカウトの前でホームランを打ち、
一緒に海を渡るか!?
邪魔する奴は 指先ひとつでダウンさーーーーーーーー
初球ゲッツー・・・。
邪魔していたのは私たちの方でした。
結局のところ、手も足も出なかった。指先ひとつで倒されました。
1年間声援を送った北海道のBsファンに一礼。
千尋さんだけは、清々しい表情でファンに手を振る。
負けたけど、最高のピッチングをありがとうございました。
やっぱり我らのエースは金子千尋です。この試合で改めて思わされました。
来シーズンは今シーズン以上の数字を。
本拠地最終戦セレモニー。
涙を浮かべながら、北海道のファンに挨拶する栗山監督。
退団する白井ヘッドコーチの胴上げ。
ファイターズは北海道民と共にある。愛し愛されって感じで羨ましささえ感じる。
監督、コーチ、選手から1000球のサインボールの投げ込み。
ビジター応援エリアを避けるように投げ込まれるボール(笑)
それでもビジターエリアに投げてくれた器の大きい選手がいました。
西川遥輝様、近藤健介様、上原健太様、
取れなくても、投げ込んでくれたことに歓声を上げるオリックスファン(笑)
中田翔 様
笑顔で投げ込んでくれました。これは来年に向けての・・・?
そして、大谷翔平 様
試合前、試合中、本当に勝ちたかった。
でも、オリックスファンにも笑顔で手を振り、サインボールを投げてくれて
今後二度と現れないかもしれない伝説の選手の国内ラストピッチングを見ることが
できて、悔しさよりも嬉しさの方が沸いてきた。
日本球界に来てくれて、ありがとう。
北海道日本ハム球団と栗山監督の尽力のおかげで、
プロ野球ファンの夢を間近で見ることができました。
大谷翔平 それはただの伝説ではなく、進化し続ける生ける伝説。
最後に・・・。
2泊した札幌市内のホテルのフロントに居た方が、横澤夏子さんに似ていた。