先生、来たね。
来たね。
ついに来たね。
先生、この国がベースボールが盛んな国であることはわかったでしょ。
多くの野球人が目指しているこの場所、聖地・甲子園。
先生がこの甲子園球場のマウンドに立つということを想像しただけで、
僕が苦手な因数分解も解けそうな気がするよ。
阪神タイガース vs オリックス・バファローズ 1回戦 @阪神甲子園球場
アンドリュー・アルバース先生、甲子園のマウンドにお立ちになられます。
着席している生徒、保護者の方々もお静かにお願いいたします。
先生が甲子園のバッターボックスにお入りになられました。
左投げ右打ち!
♪リストを効かせて放て怒号の一撃を敵を撃ち抜くお前のパワーを見せてやれ♪
先生に向かって「お前」とはなんだ!
先生!今日だけは許してね♪
スリーバントを決める先生。
先生は頭が良いから、相手に球数を投げさせて最後に決める計算をしていたんだね。
栄ちゃんさんのタイムリーエンタイトル2ベース!
逆転されてすぐに、
吉田正尚の甲子園静寂弾!
興奮冷めやらぬ中のクリス・マレーロの2者連続アーチ!!
レフトビジター応援席、狂喜乱舞。
先生、これはこの場所でしかない景色だよ。
でもね、風船を持っている人全員が先生が打たれろと願っていんだよ。
恐ろしいでしょ?
甲子園でも堂々たるピッチング!先生カッコよかったよ!
先生の後ろには頼もしいセットアッパーとクローザーがいるから安心してね。
アンドリュー・アルバース先生、チームトップの7勝目!!
先生が何をお話になっているか全く聞こえません。
ちゃんと校内放送を流してください。
先生、ありがとう!!
負けると生活に影響が出る一戦で勝たせてくれてありがとう!!
甲子園球場のレフトビジター応援席。Bs愛が集結する場所。
今年1番大声を出した。
いつも冴えわたるK先生のヤジを堪能し、
後ろから同じフレーズを言う昭和のダミ声のヤジで何度もクスっとなり、
いつになく、モラルの欠片もない某チームのファンも多く見受けられる。
それが甲子園決戦。
勝つと負けるとでは全然違う。