指揮官の涙を忘れない
ありがとう、福良淳一監督。
2015年 6月~
2016年 6位
2017年 4位
2018年 覚悟の3年目
4位
10.05 試合前
工藤監督と審判団とホームベース上でガッチリ握手して、
振り返ると、大きな歓声と拍手で迎えられる。
毎試合こういう歓声で迎えていたら、「辞任」という決断はなかったんじゃないかと
今でも悔しく思います。
万年Bクラスのチームを短期間で
Aクラスでのし上げるのはどんなに有能な監督でも至難の業。
それをわかった上でのヤジなのか?といつも思います。
22年間優勝できなくて、フラストレーションが溜まっている気持ちはわかるが、
ぶつける所はそこではないし、意味がないように思います。
最終戦、満員御礼の京セラドーム大阪。
この日の雰囲気は最高だったと思います。
「Bクラスに終わり、期待に応えることができず、申し訳ありませんでした」
いつも謝罪から始まる、恒例の挨拶。
「チームは生まれ変わろうとしています。
(来年は)これまで以上の温かいご声援をよろしくお願いします」
いつもと違ったのは、スタンドからの温かい拍手でした。
監督と選手会長が同時に涙。
悔しさ、寂しさ、悲しさ、ファンからの温かさ、
どの要素なのかはもちろんわかりません。
次々に選手たちが挨拶に。
その度に涙が止まらなくなる。
結果は伴わなかったですが、素晴らしいチームを御作りになられていました。
情に溢れた人間は情に脆い。
涙が止まらないまま、小谷野栄一さんの引退セレモニーへ突入。
また違った涙が目を赤くする。
「私はチームを去りますが」と言いましたが、
初代・育成統括GMに就任。
また共に戦えることが本当に嬉しい限りです!
「西村!来年絶対優勝しろよ!」
スタンドからの声に笑顔で大きく頷いていた新監督。
大丈夫、西村徳文は不可能を可能に変える男です。
とりあえず、就任されてから、にしむら珈琲店には3回行きました。