赤に染まろうとした青
いつも暖かい街。
お好み焼きがやはり最高。
本来は日本シリーズでここに来る予定でしたが、
ちょっと不手際で来ることができなくなりました。
初めて「敵」ではない状態で来ました。
ここで大逆転負けを観なくて済むという
いつもとは違う気持ちでこの球場を見渡した時、
この広島という素晴らしい街で、マツダスタジムという最高の球場で
野球を観れるという幸せを感じていました。
日米野球 第4戦
チケットの抽選に当選した時には思いもしませんでしたが、
オリックス・バファローズが誰もいませんでした。
て、言うてもスタメン見たら、
カープとライオンズとホークスしかおりませんやん。
オリックスファン(と確認できたファン)は私を入れて3人でした。
オリックス・バファローズの選手はいませんでしたが、
元オリックス・バファローズ・ジュニアの選手はいました。
9割9分2厘くらいは広島東洋カープファン。
そのスタンドを埋め尽くした真っ赤なカープファンには忘れられない夜になったことでしょう。
黒田博樹さんの始球式。
前田健太 投手(ロサンゼルス・ドジャース)の広島凱旋登板。
マエケン投手が投げている間はバッターの応援の度量が少し小さかったなと思います。そりゃ複雑でしょうね。
海外へ行った息子が久々に実家に帰って来たみたいな感覚だと思います。
いつもは赤の恐怖を感じていたこの場所で、
赤と同じ応援をしたら、味方になったら自分がどう感じるのか?
それが今回観戦のポイント。
すっごい、選手を後押ししているのを感じました。
カープ選手の時の応援は特に凄く愛を感じ、
私たちはまた来年6月これらを対峙しなけれいけないと思った瞬間、
恐怖を感じました。
侍先発・大瀬良大地投手の好投。
「これがカープがやりたかった野球じゃーー!」
って日本シリーズの鬱憤を晴らしていたファンもおられました。
9回での大逆転。でカープファンが大熱狂。
また同様なモノをマツダスタジアムで観てしまったものですから、
なんでしょう。若干フラッシュバッカーになりながら広島駅へ歩きました・・・。
来年は、呪縛が解けると良いな。
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