四年間という月日。

授業終わってから、友達と雑談していたら、ギャル男が来て。


「四年間髪型変わってねぇーな。」


と言われた。


考えてみると、短くしたりはしたけど、基本的に髪型を大幅に変えたりしたことはなかった。


変えようと試みたこともなかったし、変えたいと思ったこともなかった。


そう。自分が変わらなければ変わらないし、周りに合わせているだけの自分は自分ではない。


そう。今の自分を変えなければ、殻を破らなければ、何も変わらないんだ。


と自問自答してみる。


しかし、髪型を変えることが自分を変えることなのか？


いや違う・・・・　　ってか何の話をしているのだ・・・。


ってかギャル男。会ったの久しぶりやんけ。


ってか留年決定したんやろ。人の髪型より自分の単位数を気にしろよ。


でもほんまはイイヤツなんだ。


ギャル男と出会えたことも、大学生活の思い出の１ページとして刻まれている。


四年間、俺の髪型気にしてくれてありがとな。