青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

カルロス・プリード

「モノの考え方一つで人は変われる」それを改めて感じさせられたウィークエンドでした。

2夜連続のネタ切れ必至シリーズ。

第8回目。

予定通り投手で。
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カルロス・プリード  (在籍 2000~2001年)

登録名 カルロス

投手  #91  from ベネズエラ

この当時では珍しいソックスを上げるオールドスタイルでマウンドに上がっていた投手で記憶に残っていました。


2000年 日本でプレーすることを熱望し春季キャンプでのテストに合格し、


闘志むき出しのピッチングで開幕から1軍メンバー入り。

先発に中継ぎに抑えに・・・仰木監督が大好きな使い勝手がいい投手。

武器は左打者の内角をエグるスクリューボール

テスト入団とは思えないほどのフル回転で大車輪の活躍。


日本でのプレーを熱望しただけあって日本が大好きだったようです。



♪ スシ食いねぇ~~ ♪

先発登板する前日に日本人チームメイトに連れられて来た寿司屋で刺身を食べ、腹を壊す。

そして翌日、予告先発されていたが相手チームの監督に了承を得て先発回避。


♪ スシ食いねぇ~~ ♪


大好きな日本に馴染もうとしたカルロス!ナイスファイト!

その年、42試合に登板し7勝4敗4Sと仰木監督の期待に応えた。


翌年の2001年 カルロス本人の希望もあって先発1本で勝負することに。

しかし、具やヤーナルの強敵ライバルの加入で登板機会が急減。

結局1勝3敗でその年オフに戦力外通告を受け、

カルロスは早くも愛する日本を去ることになった。


「将来は国(ベネズエラ)に帰って、スポーツ用品店を開きたい。向こうは道具も少ない。子供たちにできるだけ安く野球用品を提供したいんだ。」

と夢を語っていたカルロスですが、その夢は叶ったのでしょうか。




1年目の活躍がなければ、

「日本に刺身を食べに来て腹を壊しただけの外国人」と言われていたことでしょう(笑)


最大の敵は相手バッターではなくて、日本で食べた奇妙な食べ物だった面白いエピソードを持つ、

陽気なベネズエラ人でした。