青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

カイレボリューション21

月が替わってしまいましたが、

古屋バファローズ8月最終戦の観戦記で~す。
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2009年8月30日 ウエスタンリーグ公式戦

オリックス・バファローズ vs 広島東洋カープ

22回戦  @あじさいスタジアム北神戸







まず最初にルパン森山のトレードマークのモミアゲがなくなっているのが目につきました。

学生時代に夏休み中に髪型を変える友達って結構いましたよね(笑)


残り15試合を切っても首位と縮まらないゲーム差。

12年ぶりの西日本制覇も絶望的になってきました。



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ゴジがいない、濱中がいない、シンタローもいない。

でもまだまだ迫力のある打線です。


若干肌寒い気候の中、18:00今季あじさいラストナイターゲームがプレイボール!




試合はいきなり動きました。1回ウラ

相手の高校野球でも見れないようなお見合いエラーからチャンスをもらい、

3番一輝が簡単にレフトへ打ち上げ、犠牲フライで難なく先制。Bs1-0C


2回にも辻、木元の連打で1アウト3,1塁のチャンス。

ゴンゾーの当たりはライト岩本の目前にポトリ。

しかし1塁ランナー木元どっちつかずの走塁で2塁で封殺。

その間に3塁ランナー辻が還り追加点!
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記録はゴンゾーのライトゴロ・・・Bs2-0C

ベンチを見つめるゴンゾー。何か言いたかったんでしょうね(笑)



不運にもタイムリーなしで2点を失ったカープの先発投手は、
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ディオーニ・ソリアーノ #124


7月末に育成選手契約を結んでカープに入団した26歳のドミニカ人左腕。

4年間カープアカデミーにいたそうです。


程よい荒れ具合でオリックス打線もてこずってました。

ソフトバンクのトゥサントと同じく、ジャパニーズドリームを掴みに来た、

外国人育成選手を応援していきたいです。



オリックスもそんなに外国人が好きなら、育成枠で若い外国人を育ててみては?(笑)



完全に日が落ちてカクテル光線が眩しくなった5回表。

2アウト2塁で9番木村がセンター前ヒット、

2塁ランナー松山3塁を回ってホームへ!

しかしセンター迎レーザービームでタッチアウト!ゴンゾーもナイスブロック!

久々にデタ!迎レーザー!

1軍のシンタローに負けず劣らずの見事なレーザーでした。
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シンタローの1軍昇格でスタメンに定着した迎ですが、

今季はケガなどに苦しみ未だに1度も1軍登録なし。

昨季は1軍の開幕スタメンにも名を連ねてついに右の天才が目覚めた!と思いましたが、

このまま1軍登録なしで1年を終わって欲しくない。

だんだんと入れ替えが激しくなってきているのでまだまだチャンスはあるでしょう!




鴨志田、ソリアーノの好投でBs2-0Cのまま6回ウラへ。

アウトランナーなしから、
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2軍に落ちて無精ヒゲを生やした嶋村一輝!

一輝らしい思い切りのいいスイングでスタンドイン!

2号ソロアーチ!Bs3-0C



最近の活躍が目につくカモシ。

この試合はさらによかったんです!
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7回を被安打4。 12奪三振!!!

完全にサイド気味のスリークォーターをモノにしました!

あれだけ体重が乗らずに苦労していたのにフォームを変えただけでこれだけ変わるとは!

本当に清川コーチは名コーチなのかもしれません。




6回から試合中に初めてブルペンで投球練習している注目の投手に視線が集まる中、

木元がカープ2番手左の相澤のインロー気味の球を上手く体を開いて、

「オレを見ろ!」言わんばかりの特大ホームラン!

木元らしくない技ありの2号ソロ!!Bs4-0C


ゴンゾーのタイムリーを消してしまった木元さんですけど、

3打数2安打1打点!さらにファインプレーもあり。
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今日も木元さんは誰よりも野球を楽しんでいた。

そして誰よりも笑顔だった。

そんな木元さんを見るのが2軍戦観戦の楽しみの一つです。




8回表 その時は来た。

兼ねてから8月下旬に実戦デビューすると噂されていたアノ投手が、

8月最終戦でついにマウンドへ!!

「ピッチャー鴨志田に代わりまして、甲斐」
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!!!!


この日一番の歓声に迎えられたのは、
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甲斐 拓哉 #21

東海大三高-オリックス(09ドラフト1巡目)

昨年高校No1投手と呼ばれてオリックス入りした期待の大物ルーキー

西川、伊原が1軍を経験し、西が2軍の先発ローテに定着し、高島もコンスタントに出場する中、

一人遅れをとっていたドラ1ルーキー甲斐が満を持してのプロ初登板!!


たとえ打たれても、この登板を見れたことに感謝感謝です。


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投球練習を終え酒井さんから手を差し出し握手。

「これがおまえのプロ野球人生のスタートだ。」

「これからオリックスを頼んだぞ。」

この握手に色々な事を感じました。



注目の最初の打者は9番木村昇吾

完璧に捉えられた打球はファースト木元のグラブの中へ。1アウト


次は代打 梵英心 いきなり1軍レベルの打者との対戦。

サードへのゴロ!一輝が華麗に裁いて2アウト!


さらにカープ代打攻勢  代打アキラ!

まっすぐをセンター前へ持っていかれる・・・

さすがアキラ・・・ルーキー相手でも容赦なく柔らかいバッティングしよるわ。


3番井生にはレフト線を破られ2ベースを打たれる。

2アウトながらも3,2塁とピンチ。

たまらず酒井さんがマウンドへ。
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でもなぜか酒井さんもゴンゾーも笑ってます。


この最大のピンチに相対するのは4番岩本。

カープの2軍で4番を張っていて、大卒とは言え同じルーキー。

絶対に抑えなければならない。


大衆が固唾を呑んでシーンとなっている中、ゴンゾーの声が響いた。

「甲斐!大丈夫やから思い切ってこい!大丈夫やから!」

引きつった顔で甲斐は「ハイ」と返事。


ピカイチのゴンゾーのメンタルケアを受けて、岩本に挑む。

ストライク取るごとに大拍手が起きる。

追い込んでアウトハイへのシュートで空振り三振!!


見事にゼロに抑えた!スタンドからはこの日一番の歓声。
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みんなが笑顔で迎えてくれました。


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綺麗なフォームから繰り出される快速球は並みの高校生ではなかったです。

素質に満ち溢れいてこの投球を見た方は、

将来オリックスの大エースになることを確信したんじゃないでしょうか?

オリックスプロ野球界に革命を起こすかもしれない甲斐に今後も注目です!


類稀なる素質を感じさせてくれた甲斐拓哉の見事なデビュー登板でした!








9回に甲斐の後を受けて締めてくれるのは、

若き左の守護神か?

ベテランの右の守護神か?



若き左の守護神ランディ延江でした。

ブルペンで観察してましたけど、本当に良い球投げるようになりましたよね~~。

これからも楽しみな左腕です。


しかし、長田のエラー気味のヒットから、

課題のクイックになり、予想通りストライクが入らなくなり、

1点を献上。
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そして降板・・・

クイックになると突然荒れる。これでは1軍への道は遠しですな。



結局、右のベテラン守護神 川越が登場し、きっちり調理。
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オリックス 4-1 広島

お得意様カープに3タテ!!

得点以上に色んなものが見れて満腹。



うわっ・・・9月最初の記事もめっちゃ長なってますやん^^;


それでも当ブログ一番人気?のコーナー行きます!

今日の若武者

2打数ノーヒット2四球

2打席目に今季第4号若武者弾キター!と思ったらわずかにファールでした^^;
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手を取り合うほど仲が良い青波仲間の塩崎さんは出場がありませんでした。



2009年あじさい最後の夜は
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将来のエースが大きな第1歩を踏み出した思い出の夜となりました。



そして肝試しへと・・・(笑)