青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

手加減なし

今週パナソニックに1点差の辛勝、奈良の大和高田クラブに敗れ、

マチュア相手に不甲斐ない試合をしているオリックス2軍。

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そして、今日、日本中がWBC韓国戦に沸く中、

古屋バファローズが港町神戸に萩本欽一さん率いる茨城ゴールデンゴールズを迎え撃つ。








雨上がり曇り空の神戸に颯爽とやって来ました。
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この試合は古屋監督から話を持ちかけて実現したそうです。

マチュア相手に連敗は許されない。

サンディエゴ同様、負けられない戦いが始まります。



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ゴールデンゴールズのユニークなスタメン選手の名前が笑いを誘う。

ロッテ時代恐怖の9番と恐れられていた酒井忠晴選手が3番ショート。

元巨人・広島のシーケル福井選手が5番サード。

オリックスは手加減なしのベストメンバー。



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オリックスの先発はコバケン

いくら監督がコメディアンといえど全日本クラブ選手権2連覇しているゴールデンゴールズ

プロ相手と同様に手加減なしのピッチング。

球のキレ、制球も良く 4イニング 無失点 被安打1 

完璧の内容のピッチングでマイク片手に揚々と喋っていた欽ちゃんを沈黙させる。




打撃陣は大和高田クラブに敗れた鬱憤を晴らすかのように、

1回から茨城GG先発 都ホテル北野に牙を剥く!

1番シンタロー、2番森山連続ヒットでチャンスを作り、

不動の4番 ゴジラ岡田
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先制のタイムリー2ベース!!茨城県名物常陸牛GET!


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さらにルーキー高島のタイムリーなど、

打者一巡の猛攻で一挙5点を先制。


無事に試合は終わるのか?という猛攻でしたが、

2回以降、エース都ホテル投手がランナーを出しながらもオリックス打線を抑える。


オリックス2番手 香月が5回から登板し、2イニング無失点。


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終始3塁フィールドシート前で観客を盛り上げていた萩本欽一さん

携帯テレビでWBCの中継を見ている人が非常に多く、

WBCの話題も織り交ぜ、

一番印象に残った言葉は

「この球場はイチローが生まれた球場だもんね。イチローの匂いがする球場。」


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オリックス打線が容赦なく5、6回で3点を追加して

7回表から
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このイチローの匂いがする球場で当時日本人最速の158kmを計測した和男さんが3番手として登板。

2009年まだヒットを打たれていない和男さんでしたが、

茨城GGの酒井に今季初被安打を打たれる。

しかしその後完璧に抑え2イニングをヒット1本に抑える。



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オリックス吉田修司 山崎慎太郎 の40代の2投手もスカイマークに帰ってきました。





Bs 8-0 GG

最終回 9回表



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今日一番の歓声に迎えられ代打で片岡安祐美選手が打席へ。

神戸9クルーズの吉田投手と共に野球界の2大アイドルと言ったところでしょうか。


対するは1軍守護神奪回を狙う大久保
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手加減なしの全球ストレート!!で空振り三振・・・

大人げないと言うか、その気迫をボカチカ相手に見せてほしかった(笑)


9回も2アウト

「代打、オレ」
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金色のヘルメットで欽ちゃんが代打で登場。


オリックスもピッチャーを変える模様・・・

「ピッチャー大久保に変わりまして、藤井」

なんとコーチの康雄さんがマウンドへ!
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こちらも空振り三振に仕留め、ゲームセット


12安打8得点 見事にクラブ王者を捻じ伏せました。



エンターテイメント・ベースボール 

普通の野球の試合ではありませんでしたが、

選手達はよく集中力を切らさずにプレーできたと思います(笑)




試合終了後

欽ちゃん自らオリックスの濱中・岡田・山口・古木にインタビューを行いました。

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現在の2軍で一番の人気選手 濱中には「2軍にいてる場合じゃない」な感じでゲキを飛ばしてました。

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今日も活躍したゴジラ岡田

死球を当てられても痛い顔一つせず塁に走っていった姿を見て、

欽ちゃんはずっと岡田のことを「いいヤツ」と言ってました。


そして半強制的に「1軍に挑戦します!」と宣言させられる。



いいヤツ岡田の挑戦の1年は始まったばかり。


かなり長くなりましたが、ちょっと違った形で野球を楽しめた1日でした。