青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

Last unexplored regions

今年3月にナゴヤ球場

5月にあじさいスタジアム北神戸


先日、雁ノ巣球場


ウエスタンリーグ本拠地球場制覇まであと一つ・・・。


んで達成^^


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2009.07.31 由宇遠征記



久しぶりに連休を頂いたので、最終目的地である、

山口県岩国市の山奥にある広島カープの2軍本拠地に行って来ました。


この記事のタイトルを日本語の訳すと『最後の秘境』

この由宇球場は『プロ野球最後の秘境』と呼ばれ続けているんですよね。


秘境好きな?自分としては1番行ってみたかった球場。

ほんまにこんな所に野球場があるのかって言うくらい山道を登って行きましたが、

山奥にポツンと聳え立っていた。














↑チームは別々になっても仲が良い2人。

アキラも迎と同様に2軍でも控えに甘んじている現状。

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由宇に濱中の姿はなかった。ついに1軍昇格!

真宏に続き、濱中も無事に帝王軍をご卒業されました。


茹だるような暑さ、肌に痛いほど刺さる日光。これぞ夏。


ザ・手書き。
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濱中とちょうど入れ違いで4番ゴジラ岡田、秘境で復活!

木元が代打の切り札になり、大体いつもの古屋バファローズの布陣に戻りました。



平日の由宇。

観客は100人未満。

一応ドアウェーの中、試合開始。


前回対戦でKOしたカープ先発宮崎に早くも1回表から襲い掛かります。


久々に1番に入ったルパン森山が四球を選び、

2番長田がピッチャー前に上手くバント、

3番シンタローがバットを折りながらもセンター前へ持って行き、


1アウト 3,1塁 いきなりチャンスで回ってきました。


地に足がついていない宮崎がワイルドピッチ。ルパン生還で先制 C0-1Bs


久々の打席のゴジラ

スイングスピードはさすがですが、バットとボールの軌道が全く違う所を通っており、

追い込まれて、最後は見逃し三振。
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やっぱり試合感が戻っていない様子。次の打席に期待。



悪夢の即抹消から約2週間。

先発のマウンドにエースが帰ってきました。
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悔しさを力に変えて。コバケンのリスタート。


真っ直ぐの威力、変化球のキレ、全く問題なし!

安心して見ていられる。これこそがエース。



3回表 エースに援護点。

1番ルパン ジャストミートした打球は前進していた外野の左中間を深々と破る!

快足飛ばして3ベース!
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塁に出てこそ光る足!この日3打数1安打2四球2得点


選球眼も良く3回塁に出て2回ホームに生還しました。

塁に出なければせっかくの足も意味ないですからね。

「いったろー打線」の核弾頭として1番の仕事きっちり。


シンタローはどう見ても1番タイプではないので森山の1番案は賛成です。



話は前後しますが、ルパンを3塁に置いてゴジラの2打席目。
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レフト定位置へのフライ。

レフト岩本が好返球するもルパンの快足が勝った
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ゴジラ復帰後初打点! C0-2Bs


相性のいいカープ相手に早くも優勢に試合を進めます。


コバケンは5回ウラにピンチを迎え内野ゴロの間に1点を許すも、

5回を被安打3 1失点 と好投。



野球とは面白いもので勝敗を分けるキーポイントがあります。

それは6回表

2アウトから連続四球で2,1塁のチャンス。

バッターは9番ピッチャーのコバケン。

ここで古屋監督、追加点を狙おうと勝負を賭け代打迎を送る。

凡退し結局無得点。


いつもじっと待つ古屋監督が珍しく早めの思い切った勝負に出ました。

好投していたコバケンを下げて、

1点差という僅差を薄い中継ぎ陣で4イニング守りきれることが出来るのか・・・


真宏、濱中という信頼できる打者が2人抜けて点を取れる時に取ろうという強気の采配。

どうしても追加点を取りたいという気持ちは伝わってきました。



終わってからの結果論なのでなんでも言えますが、そんな悪い予感は即当たった。

6回ウラから光原が登板。

この回の先頭は前の回から小窪に代わってサードの守りに入っていたアキラ。

2005年同期入団対決。
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鋭いスイングでライト線を破る2ベース。


オリックス・バファローズ 初のドラフト指名された野手の田中彰

入団当初から「未完の大器」と言われ続けて今年でプロ5年目。

そろそろ完成していい頃なんですけどね~~その年のドラフトの1巡目は金子チヒローでしたね。



そのアキラのヒットで若鯉が勢いに乗ってしまった。

2連打で同点。

1アウト後、途中出場の丸に逆転タイムリー。 C3-2Bs


光原・・・球威がないし、ボールが全て高い。打者にとってはこれ以上ない打ちごろのボール。

擁護のし様がないくらい最悪の状態。トンネルの出口はまだ遠い。
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1アウトしか取れずコバケンの勝ちを消し「すいません」とだけ残し、マウンドを去ります。


その後マウンドに向かったのはガムクチャ柳・・・ではなかった!
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なんとガムを噛んでいない!

そしてゴンゾーのサインに1度も首を振らなかった!

なんやこの変わり様は!?らしくない。

本柳の本性は紳士。紳士・本柳和也が帰ってきました。


光原が置いていったランナーを背負って8番白濱と相対す。

ゴンゾーのサインに深く頷いて、落差のあるスライダーで空振り三振!


続く9番尾方も難なくファーストゴロに打ち取りチェンジ。











・・・と思いきや!

ファーストゴジラがなんでもないゴロをトンネル!ランナー生還・・・ C4-2Bs

やはり試合勘がまだ戻ってきていなかった。




本柳の眉間にシワが寄りだしました。

ゴジが「すいません」と声をかけに行くも無視(笑)

ゴジの願い虚しくそこから連打を浴び痛すぎる追加点を献上 C5-2Bs

最後はこの回2打席目のアキラを三振にし止め、
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肩を落として帰って来ました。

野手のエラーって一番投手のモチベーションを下げてしまいますよね・・・

1軍にも言えることですが(笑)



4番手西川も1失点。

C6-2Bsで迎えた8回表



古木・高島連続四球で2,1塁

代打土井もライト前ヒット!


ノーアウト満塁でベンチの裏でずっとバットを振っていた代打の切り札木元が登場!

満を持しての打席。

1発出れば同点。

対するは左のコズロースキー


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なんでもう守備についているんだ!?


触れたくないからです。

注文通りのゲッツーだったからです。

その間に1点入りましたが、ノーアウト満塁で1点しか入らなかったからです。


お得意様カープに惨敗し、後半戦初黒星を喫す。

結局コバケンをマウンドを降りて以降毎回失点を許し、打線も沈黙。


後半戦3試合で24失点・・・

投手陣の踏ん張りがない限り虎の尻尾を掴むことはできない。
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それと、思った以上に真宏・濱中の穴は大きかったようです。



最後に若武者は別人のように絶不調でした。
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(写真右はドミニカ人ブルペンキャッチャー カリス&クレート)

4打数3三振1ゲッツーと大ブレーキ。

夏が大好きな若武者のはずが・・・濱中が抜けただけに更なる活躍を期待したいところ。





最後の最後に。

天才は由宇にいた。
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一人山篭り修行を続けている前田智徳選手が鯉ファンに発見され囲まれていました。

人気の高さ、ファンの期待度を感じました。


プロ野球ファンとして劇的な復活劇を待っています。