無情の通告
ついにこの時が来てしまいましたね。
10月に入って各球団続々と発表される中、
今か今かと怯えながら日々を過ごしていましたが・・・。
また今月末にあるドラフト会議で若い選手達が入ってくる。
入ってくれば当然出さないといけない。
これが厳しいプロの世界のサイクル。
それにしても7人同時とはショックを隠せません。
涙目になりながら、背番号順に1人ずつ思いを綴っていきます。
2 木元 邦之 内野手 30歳
誕生日前に無情の宣告。
今季オープン戦で1軍帯同するも、結局1軍出場なし。
2軍では一時期、代打の切り札として使われるも、コンスタントに出場し、
規定打席に到達し、打率も3割に乗せる。
たまにイライラして物に当たってましたけど、本当に楽しそうに野球をする選手で、
野球が好きなんやなぁ~と感じさせてくれました。
やっぱ好不調の波が激しく気性の波も激しいので使いづらい選手だと、
フロントに伝わったのかもしれません。
現役続行を希望しているということで新天地での活躍を期待してます。
我らのエースが・・・・
今季 23試合登板 防御率4.88
オリックス愛で残留した今季は全くいい所がなかったような気がします。
今更ですけど、川越はやっぱり中継ぎよりも先発向き。
青波のエースと呼ばれていましたけど、
結局二桁勝利したのはルーキーイヤーだけでしたね。
精密機械のようなコントロール、多彩な変化球が年々鳴りを潜め、
球威がなく何か全部打者にとって打ちごろのボールしか投げれなくなってましたよね。
もちろんまだ現役で頑張ってもらいたいですけど、
ユニフォームを脱ぐなら、投手コーチになって欲しい。
きっといいコーチになるはずです。
青波が誇る速球王も・・・
今季1軍登板なし。
川越と同じく大卒社会人経てのプロ入りなので短かったなぁ~と。
もうちょっと2軍でもいいから投げている姿が見たかった。
和男さんのことは後日また別記事で。
奇跡の復帰で多くの人に勇気を与えた宮本にも無情の通告。
ドラ1でプロ入り→2年目で初登板→3年目で初勝利→球団合併→結婚→難病発症→育成選手降格→
支配下登録→復帰登板で3者連続三振→2軍暮らし→戦力外→?
まさに波乱万丈。
順調に見えたプロ生活も球界再編という混乱で歯車が狂ってしまった感があります。
去年の本拠地復帰登板の試合をたまたまドームで立ち会えることができたんですけど、
スタンドからのあの暖か過ぎる拍手は今でも思い出すと胸が熱くなります。
今季は1軍登板がなく2軍でも敗戦処理のポジションに甘んじる。
ダイナミックなフォームのわりに球威がなくよくバットの芯に当てられてた印象があります。
鴨志田みたいに体重移動を上手くできるようになれば復活はできると思います。
もう一度奇跡の復活を!
まさか・・・今回最大のサプライズですね・・・
2軍ではチームトップの打率を残して、なくてはならない選手でしたけど、
1軍で活躍できなければ意味がないということなんでしょうね。
打てても守れない走れないでは厳しいプロの世界では認められないということなんでしょうか。
それにしてももったいない。
木元と同じくオリックスで活躍できないまま去ることになりました。
帝王軍で1人残ってしまった相川が寂しがっているでしょうね。
去年の吉良、筧に続きまた若い芽を刈り取りました。
将来のセットアッパー候補だったんですが、
もう成長しないと思われたのか、プロのレベルに達していないと思われたのか・・・。
「うめむらく~ん!」って叫びながら、走って行く追っ掛けのおばちゃんもいるほどの
女性人気もあったのに残念ですね。
今年からオリックスの一員になった高波ですが1年で去ることになりました。
1軍でも2軍でも守備・走塁要員。
大石野球には持って来いの選手でしたが・・・。
あじさいで若手に混じって居残りで素振りをしていた姿が印象的でした。
7選手もいるとやっぱり長くなってしまいました。
それぞれの選手にずっと応援してこられたファンはいるので
その方々の為にも新天地で第2の人生で頑張って欲しいです!
第2次戦力外通告もあると思うのでまだまだ安心できません。