与えられた打席
2020年2月宮崎清武キャンプにて
颯「あ、63(番)って書きそうになりました」
A「絶対また63に戻るので、63でも良かったですよ!」
颯「ありがとうございます!」
A「ありがとうございました!応援してます!」
ってやりとりをして、頂いたサイン。
クライマックスシリーズ パ ファイナルステージ第3戦
大一番のマウンドに上がる 山崎颯一郎 投手
昨年まで育成選手で1軍未勝利だった投手が
大勢の観客の前で、また多くのプロ野球ファンが画面越しで見つめる試合で
背番号63が投げる姿を見れたことは驚きと喜び。
この日の悔しさは日本シリーズで晴らす!
宗佑磨の逆転2ラン
スタンドは狂喜乱舞。
やっと見れたシャーク(セサル・バルガス)
球団最速タイの159kmをこの試合で記録。
サヨナラ時にトイレ行ってたか、着替えてたかで、
慌ててベルト持って走って行ったのが和みました。
忘れてはならない増井浩俊の好投
0で抑えたら何かが起こるって本当に思ってた。
9回ウラ
T-岡田がヒット、
代走・山足達也
安達了一がバント失敗からの
ヒッティング、
一度ベンチに下がった小田裕也がバッターボックスへ。
マリーンズの野手陣がマウンドへ集まる。
丑男 ~COWBOY~ STADIUM ver‘ が流れる
益田投手がプレートを外す。
ここでサインはバントからバスターに変わったんですってね。
それが、
オリックス・バファローズ史上最高の瞬間と言っても過言ではない瞬間を生みました。
ニッカンスポーツ社様、いつも取り上げていただきありがとうございます
小田裕也に一番最初に駆け寄ったのはホームインした山足達也。
輪の中心にこの2選手がいるってことも最高でした。
整列して、バスターのジェスチャーしたりして、あの場面を再現して喜ぶ2人。
スタメン出場できない悔しさを押し殺して、自分の役割に徹して、
しっかり準備して、一つ一つ仕事をこなして来たからこそ、与えられた打席。
「野球の神様っているんやな」
歓喜の渦の中、TK師匠が呟いた一言。
まさにそうだと思いました。
この余韻にまだ溺れるほど浸かっている。
2021.11.12
2021.11.12
小田裕也
そういえばサヨナラの神だった。
苦楽を共にしてきた先輩方と観れた景色。
リーグ優勝は本当に嬉しかったですけど、
優勝の瞬間と中嶋監督の胴上げを現地で見れなかったことが
心残りではありましたが、そんな贅沢を言ってはいけないと、
心の内に閉まっていました。
それが思いが晴れたのと、
選手たちの最後まで諦めない姿とそれを後押しするファンが作り出した雰囲気、
隣で既に大号泣していた先生、最高過ぎて溢れました。
全速力で逃げる中嶋監督を捕まえてくれた、あだっちゃんは
本当にいつもファンの気持ちを1番に考えてくれています。
リーグ優勝の時と同じ3度宙に舞う。
長いとか短いとか人よりどうかとか関係なく、
自分がオリックス・バファローズにどれだけの熱量を掛けていたか、
初めて図ることができたような気がします。
今日一日もそうですし、今までの
めぐり逢いに感謝。
サヨナラ引き分けも含めて、忘れられない日。
一片の曇りなく
2021.11.11
パーソル クライマックスシリーズ パ ファイナルステージ
第2戦 @京セラドーム大阪
試合展開が早過ぎてド着時は5回ウラでした。
2年ぶりの上段席。
田嶋大樹のピッチングは6回表のみ
沸き起こる拍手がタジを後押しする。
弱い自分を改め、気持ちを整え、周りに感謝し、野球を楽しむ。
ポストシーズンでもそれは変わらず。
6回ウラ
投手強襲の内野安打
杉本裕太郎
ラオウの弾丸一閃
一振りで歓喜を起こす、これぞ4番。
宗さんのその発想(笑)
後輩と一緒に昇天ポーズ
スタンドのファンも拳を突き挙げました。
7回の男・吉田凌
8回の男・タイラー・ヒギンス
9回の男・守護神・平野佳寿
夢砕かれた被弾から7年。
再びクライマックスシリーズのマウンドへ。
B 2-0 M
素晴らしい雰囲気の中で素晴らしい勝利。
お立ち台が真横。
席がちょっと3塁側にずれていたら、見えなかった。
タジに勝利を付け、チームを救い、ファンを笑顔にし、
スタンドでは多くの拳が突き挙げられた。
大きすぎるラオウの一撃でした。
ドラフト10位入団で2軍暮らしが続き、中嶋監督が昇格して
30歳で1軍定着、4番に君臨。そしてホームラン王。
それだけでもファンは増えますが、
この日も試合中にバットを引きに来たボールボーイとグータッチしたり、
ホームランを打ってホームインして
観戦に来られていた大学時代の恩師に合図を送ったりさりげないカッコよさもある。
右手をずっと挙げ続けていた為、顔をしかめるラオウ。タジは平気そう。
最後まで一片の曇りなくチームとファンを引っ張って欲しい。
おんぶに抱っこ
2021.11.10
CSファイナルステージ、それは未知の世界。
12球団で唯一出場したことがなかった私たちが、
ついにその舞台に辿り着きました。
BsShopが7年ぶりくらいに混雑していた。
若年層のファンが非常に多い。これは嬉しい限りです。
2021 パーソル クライマックスシリーズ パ ファイナルステージ
第1戦 @京セラドーム大阪
いつもより2名多い審判団。外野線審の配置を見て、
7年ぶりのCS出場を実感。
席間を空けて、上段席まで埋まる。
試合前から高い状態の熱気。
久々に感じる独特の雰囲気。
吉田正尚の帰還。
万全であるはずがないですが、やはり期待を寄せてしまう。
そしてそれに応えてしまう。
穏やかな表情の裏にかける熱い気持ち。
それはマリーンズ・石川歩 投手も同じ。
クリーニング手術からの早期復帰。
先制打を放ち、
歓声に応えるT-岡田
急遽の外野守備を難なくこなし、鋭い打球を放つ。
男の名はランヘル・ラベロ
出た!ラベロ・ハンド・シェイク!
その後のエチェバリア選手の超絶プレーには1塁側からも拍手が起きていました。
あとは
山本由伸。
試合中ちょっと数えていましたが、
自分より前方の席のファンがお召しになられているユニフォームは
20人中18人が「YAMAMOTO 18」
前の席に座っていた推定60~70代のご夫婦。
オリックスが好きで溜まらない生活をされてるんだと感じました。
由伸の無敵のピッチングに童心に戻ったかのように喜ばれておりました。
オリックスファンに野球を観戦する楽しさを改めて教えてくれるエース。
もうオリックスファンのみならず、他球団のプロ野球ファンにも、ですね。
9回表2アウトから中村奨吾 選手に投じた10球は
手に汗握りました。
ゲームセットの瞬間、膝に手をつく。
B 1-0 M
126球無四球完封勝利!
援護は初回の1点のみ、味方の守備の乱れもカバーしての勝利。
Tが言う通り、「由伸におんぶに抱っこ」
疲れた様子も見せずにしっかりと言葉を残し、
ファンの声援に応え、報道陣の要望に応える。
オリックスファンは翌日も気持ちの良い1日を迎える。
ほんで全員で頂点へ!と謳う。
みんな山本由伸におんぶにだっこ。
制覇の証
2021.11.10 京セラドーム大阪
パシフィック・リーグ 2021年度連盟試合 優勝セレモニー
温かく大きな拍手が選手を迎える。
2021年パ・リーグを制したのはオリックス・バファローズ
NPB斎藤コミッショナーから中嶋聡監督にトロフィーが手渡される。
優勝旗は安達了一副選手会長へ。
集合写真撮影。
優勝してからちょうど2週間。
やっとチームを祝うことが出来て、100%の実感が湧きました。
試合前のわずかな時間の称賛を味わって、
すぐさまセカンドアップに移る選手たち。
定めた頂点への戦いはまた始まります。
余韻を残す
二夜明けて。
京セラドーム大阪へ。
中に入った瞬間に良い香りが。
各方面から贈られた大量のお花。
本当に優勝したんですね。
球団OBも待ち望んだ悲願。
イチロー氏のコメントでもあった通り、
当時選手だった中嶋聡が監督となって、
当時生まれてもいなかった選手たちも率いて、
それ以来の優勝を果たす。
歓喜の胴上げ動画を25回くらい見ましたけど、
田口壮コーチ、風岡尚幸コーチの涙にグッときました。
DJ KIMURA氏に憧れて、この仕事に就いた神戸佑輔さんが
それ以来のチャンピオンコールをしたのも感慨深いです。
それだけ25年って長い時間でした。
25年ぶりの日本一を神戸で達成できたなら、
それは長いドラマの完結。
2021.10.27
おめでとう!そしてありがとう!!
もう感謝しかないです。
今日、原点に帰っていました。
オリックスとしては25年ぶり、
バファローズとしては20年ぶり、
それよりも、
オリックス・バファローズとして初のリーグ優勝、
それが本当に嬉しいです。
成人して就職して、自分で稼いだお金でチケットとかグッズとか買ったり、
遠征とかキャンプとか行って応援し出したのが
オリックス・バファローズになってからなので想いは特別です。
長い間、
色々な事柄、様々な感情がありましたね。他にはないしがらみがある球団ですし。
優勝が決まった瞬間にその思いが一気に出ると思いましたが、
決まり方がアレだったのと現地じゃなかったのとで、思った以上に出なかった。
ですが、
離れて暮らしている親と
悔しいはずの千葉ロッテマリーンズファンの親友から
連続でおめでとうLINEが来て、もう崩壊しましたわ。
あれはあかんで。
中嶋聡監督の手腕でチームは生まれ変わりました。
育成、結束、勝利、
素晴らしい物をたくさん見せていただきました。
本当にありがとうございます。
日本一も全員で取りに行きましょう!!
次は球場で皆と一緒に涙したい。