プロ野球が開幕してから1週間。
やはりプロ野球が日常にあると毎日ワクワクしますね。
2020シーズン、早くもプロ野球記録が生まれました。
オリックス・バファローズ 同一カード6連敗。
日本プロ野球の歴史でも前例のない史上初の記録だそうです。
その苦しくて辛い6連戦で中でも思い入れのあるシーンがありましたね!
廣澤伸哉 1軍プロ初安打
初ヒットに1塁ベース上で少し笑みを浮かべた20歳。
2018年秋、高知
1年目にして、西村監督に抜擢されメンバー入りした高知秋季キャンプ。
ランチタイム中に行われたサイン会。
西村監督、山足達也選手と共に廣澤くんの姿。
一人一人ファンの目を見て「ありがとうございました!」と一声添える好青年。
そこへ一人の(多分Bsファンではない)おっちゃんが
「名前の知らん選手のサインなんかいらん!」
と廣澤くんのところだけスルー。
周りにいた選手、スタッフ、ファンは一瞬凍り付きましたが、
当の廣澤くんは怯むどころか不敵な笑みを浮かべた。
そして何事もなかったかのように、他のファンへのサインを続行した。
それからというもの、廣澤伸哉の不思議な魅力に取付かれていった。
決してポーカーフェイスではない。
笑うことはするが、
どんなに苦しい練習でも
どれだけバットを振っても、
暑い日でも
苦しい表情は一切出さない。
自分も苦しい表情は他人には見せないようにしている。
でもそれとは何か違うような気がする。
2020年、開幕1軍。
そして初出場、初安打。
名前は知れたでしょう。
これからも、もっと名前の知られる選手へ。