1995.10.25
地元のお祭りがありました。
でも、日本シリーズが観たいと、一人家に残りテレビに齧りつきました。
そこで見たのは、18.44mという距離で行われた、
12分20秒間の意地と意地のぶつかり合い、人間と人間の駆け引き。
打たれたら終わりという重圧も感じて、固唾を飲んで見つめました。
さらに野球の魅力に取りつかれた幼き日。
勝敗を超えた勝負、伝説にならない伝説「小林宏の14球」
最高瞬間視聴率55%という今ではあり得ない数字。
バットを叩きつけたトーマス・オマリー
ガッツポーズした中嶋聡 捕手
吠えてオマリーを睨んだ小林宏 投手
忘れることはないでしょう。
あれから25年。
1軍は中嶋聡が率い、
2軍は小林宏が率いています。
あれから時間はかなり経過しましたけど、確かに繋がっていました。
代行就任から3連勝を飾った中嶋監督とは違い、
ファームの小林宏監督は就任から4連敗。
2020.08.26
猛暑の中の猛暑。
ドラゴンズの仁村徹監督は暑すぎてマスクをなびかせていました。
猛暑の中、
熱く投げる 榊原翼
粘りのピッチングも5失点。
状態が良さそうな西野真弘
若手に混じって奮闘する後藤駿太
スタンドからも報道陣からもやはり根尾昴 1番人気。
バラをリードするのはフェリペ捕手。
中嶋監督が就任してから圧倒的に出場機会が増えた背番号130
打力を買われ、内野とか外野とか挑戦してましたが、マスクが一番似合います。
打つ方では2安打3打点の活躍!
目指すはもちろん支配下そして、中嶋監督が待つ1軍へ。
2番手は前佑囲斗くん
高卒ルーキーとは思えないほど堂々とした風格で1回無失点。
今日も1塁側ベンチから声で制圧する
大下誠一郎 内野手
もう今年からファーム観戦の楽しみの一つになっていますね。
自分が試合に出ていても出ていなくても誰よりも声を出し、
味方を鼓舞する。
そういう選手にはチャンスが与えられ、そしてチャンスで回ってくる。
9回ウラ 一打出れば同点、一発出れば逆転サヨナラ。
フルスイングでフェンス直撃2ベース!起死回生の同点タイムリー!
他人のヒットではあんなに喜ぶのに、自分のヒットではあんまり喜ばない!
そういう男です、大下誠一郎。
そのままの勢いで代打・稲富宏樹の一打!!
劇的!逆転サヨナラ!
オリックス 6x-5 中日
私の今年一番のガッツポーズが出たので、あんまり写真ありません。
フェリペ、大下、稲富、育成トリオ最高ですね。
活きの良い若手揃ってます。
小林宏 監督代行 ついに初勝利!!
不言実行の男で選手たちからは怖いという声も聞いたことありますが
劇的勝利に、さすがに笑みがこぼれていました。
元投手コーチなので、
いつものように投手陣ミーティングに参加。
監督なので、野手陣のミーティングに遅れて合流。
そこで若手選手たちから監督初勝利のウイニングボールが贈られる。
照れて、スタンドに投げ入れるフリをする。
これは生徒からサプライズプレゼントを贈られた先生のようでした。
本当に嬉しかったんでしょう。
笑みが止まりませんでした。
またあの時のように、どんな相手でも怯まず挑み続けれる集団を
作り上げて欲しいです。