青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

エースの追憶

2022.05.11

厚澤和幸 投手コーチ 

そういえば移籍後初の札幌帰還でした。

 

長時間話し込む、中嶋監督と竜太郎コーチ

4番捕手・頓宮裕真

オリックスで4番捕手スタメンは1996年の中嶋聡捕手以来26年ぶりだそうです。

北海道日本ハムファイターズ  vs オリックス・バファローズ

8回戦 @札幌ドーム

温かいファイターズファンの拍手を受ける。

 

ファイターズ先発・金子千尋投手

やはり真っ新なマウンドが似合う。

オリックス時代からのマウンドに上がるまでのルーティンは少し変えていましたが、

 

しなやかなフォームとスラッとしたスタイルは不変。

 

前日の帰りに「明日は金子だから点いっぱい取られるだろうねぇ~」

ってファイターズファンのおばあちゃんさんが言ってましたが、

北海道ではそういう印象なんでしょうかね。

その心配をよそにヤング・バファローズ打線を抑え込みます。

このユニフォームがよく似合ってます。

 

 

ついに北海道に上陸した、ジェイコブ・ワゲスパック

ついにゆったりしたセットポジションがバレてしまう。

初回のバレラのエラーが痛かった気がします。

 

序盤で5失点

BIG BOSSも足を伸ばしてしまう展開

 

マルチ安打でパスタポーズのブレイビック・バレラ

アジャストしてきたやないの。

でも、守備ちゃんとしなさいよ。

 

好走塁でホームを陥れる。

ええやないの。足速いやないの。

でも、守備ちゃんとしないよ。やったらできる子やねんから。

 

 

粘ったワゲスパック。

ランナーフリーパス状態で走られまくっても動じることなく、

ホームに返さんかったらええんやろ?って

具合でバッターと勝負していたのが良き。

時代に逆行した革命児。これで売っていこう。

 

開幕投手も務めた 北山亘基 投手

これだけヒットを打たれまくっても、盗塁されまくっても、

エラーしても、残塁多くても、

この点差。おかげで最後まで楽しめました。

勝利投手:金子千尋

 

今季初勝利。2年ぶりの勝ち星、先発投手としては3年ぶりの勝ち星。

そら、冒頭のおばあちゃんさんの印象にもなりますね。

 

北山投手からウイニングボールが渡される。

通算130勝目。節目の勝利は古巣から。

120勝はほとんど低迷していた古巣で挙げたものなので、

仮に強いチームにいたら、200勝も狙えたのかもしれませんが。

ピンチを救ってくれる頼もしいエースでした。自分の中では。

2022年札幌ドーム本拠地ラストイヤー。

自分がこのドームに来るのは多分この試合で最後。

かつてのエースが古巣相手に節目の勝利を挙げ、

移籍先のファンに大歓声を浴びる。

色々な思いに耽る最後の夜となりました。

長々とすいませんでした。