青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

不屈の復活劇

2022.06.03

いつもこの街に来ると、祈りを捧げます。

広島東洋カープ vs オリックス・バファローズ

1回戦 MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島

 

3年ぶりの広島。

神られた呪縛を解いてから対カープ9連勝してても、

ここに来ればその記憶が鮮明に蘇ります。

そのマスクは人間では使用できませんわ。

 

帰ってきた吉田正尚

相変わらずシャツイン、歯が白い、

やっぱり居てくれるだけで心強い。

 

 

久々のライアン・マクブルーム選手

舞洲で特大弾を放ってから、気づいたらカープの4番に君臨。

 

 

横浜でバット頭部直撃からの復活。

 

不死身の伏見寅威 今季第1号が広島で出た!

逆転2ランに笑顔弾けます。

 

 

 

走塁妨害で生還した野口智哉

この1点も大きかった。

 

広島初参上のジョー・マッカーシーのヒットで、

中川圭太、好走塁で大きな追加点。

 

 

マッカーシーとマクブルーム。

2人共素晴らしいお人柄です。

 

先発・田嶋大樹

明らかに調子悪い感じでしたが、

粘って粘って、

最後は気持ちで凌ぐ!

 

話題の代打・山﨑福也

オリックスファンから歓声が上がり、その後ザワザワしてました。

 

 

K-鈴木ー阿部翔太ー黒木優太ー近藤大亮

中継ぎ陣が凌いで繋いで

凌いで繋いで、

赤き街で熱き漢の熱投!

C 1-4 B

3年ぶりの復活セーブ!本当に良く戻って来てくれました。

 

予想以上に多かったオリックスファンが沸いた広島初日。

 

ヒーローは伏見寅威!!

音声流してもらえないですけど、良い表情。

 

ファンの心配を他所に好守でチームの勝利に導きました。

 

最高の夜をありがとう!!

その屈しない心がチームとファンをいつも奮い立たせてくれます。

 

不撓不屈の努力と精神力。今一番欲しい物。

EntranceとExit

2022.05.22 @京セラドーム大阪

Mr.Children 30th Anniversary Tour  半世紀へのエントランス

 

3年ぶりにミスチルライブに参戦!


マスク着用、声出しも出来ない中でも

自身過去一番ステージに近い席、5万人の手拍子、

説明不要の4人の音と演出に終始圧倒された最高の時間。

リーグ優勝、小田裕也のバスター、日本シリーズのサヨナラ勝ちを経験した

この場所でのライブはいつもとは違う感慨深さを感じました。

 


2022.05.27

平穏が戻ったいつもの京セラドーム。

オリックス・バファローズ vs 中日ドラゴンズ

 


ステージに立ってポーズを決めるメンバーの5人

(木内九二生 岩下健吾 山本貴則 津川力 中嶋聡 立浪和義)

 


京セラドーム初登場のジョー・マッカーシー

マッカーシー」と聞くと、「マッカーサー」ではなく、

ベネディクト・マッカーシー」を思い出しました。

サッカー南アフリカ共和国代表のストライカーですね。

 


三ツ俣大樹 内野手 プロ12年目 30歳

オリックスを離れて8年経っても温かい拍手が1塁側からも起こる。

2安打1打点 


ファインプレーも魅せ

かつての本拠地で躍動!(ほとんど神戸サブでしか見ていませんが)

翌日の試合も殊勲の活躍。

 

ミッツの誕生日はMr.Chirdrenデビューの翌日!

この日の活躍は必然だったということか。

立浪監督の元で長いトンネルから抜けようとしている。

 

 

 


9回ウラ2アウト

ファンのアンコールに応えて登場したジョー・マッカーシー

オリ姫に送る素晴らしい一打でした。

 

B 1-4 D

まだまだジャパニーズドリームを掴む為の

エントランスに立ったまでに過ぎない。

世界がまだ見ぬ

川のせせらぎ、鳥のさえずりが聞こえ、

新緑が映え、

澄んだ青空、穏やかな街並みが解放的な空間を創る。

北海道北広島市

それらに癒されながら、歩いていると

突如として、現れる。

ES CON FIELD HOKKIDO (エスコンフィールド北海道)

建設中ですが、その規模の大きさと迫力に度肝を抜かれました。

 

新球場で輝く若き闘士たち

 

 

 

 

北海道の果てしなく広がる澄んだ青空色のユニフォームは

新球場に本当によく合うと思います。

急ピッチで進む作業。

多くの人の尽力と汗と熱意が新球場を作っています。

世界がまだ見ぬボールパーク

世界が驚くまで

あと

 

負荷の大任

2022.05.18

オリックス・バファローズ vs 北海道日本ハムファイターズ

10回戦 @ほっともっとフィールド神戸

前日顔面に死球を受け鼻骨骨折を負った野村佑希選手が出場。

 

スタメン発表時、第一打席で名前がコールされると、

球場全体を大きな拍手を包む。

危険球を美談にしてはいけませんが、これがスポーツの素晴らしさ。

 

そして、いつものようにしっかり打たれる。

不撓の力の持ち主。

 

先週走られまくったジェイコブ・ワゲスパック

セットがちょっとだけ改善されたような気がする

中嶋監督が送り込んだのは強肩・若月健矢

2度盗塁を刺し、

イムリーも放つ。さすが強肩強打の捕手。

福田周平

 

宗佑磨

3連打で一気に同点。非常に盛り上がりました神戸。

 

しかし、この日の主役はBIG BOSSが期待する若手たち。

清宮幸太郎 選手  勝ち越しタイムリ

 

万波中正 選手

2本塁打を含む3安打5打点の大暴れ

清宮、野村、万波 のクリーンアップには浪漫があり夢がある。

近い将来パ・リーグ最強のクリーンアップになるんじゃないかと思ってます。

先週札幌に行った時も、将来を見据えてファンが温かく応援している感じがしました。

 

今季初の二桁失点、7点ビハインド、21時を過ぎる、やや肌寒い、

多くのオリックスファンが席を立つ。

残ったファンは敵味方関係なく、良いプレーには拍手を送る。

ファールボールが飛ぶと、歓声を上げて取りに行く子供たち(危ないですけど)

 

通算799試合目の登板は生まれ育った兵庫県で。

宮西尚生 投手

 

ついに出た!杉谷拳士 選手 今季初安打!

これにはオリックスファンも沸いていました。

 

9回ウラ

悩めるラオウ・杉本裕太郎のフェンス直撃2ベース

久々のマルチ。これで良い方向へ行って欲しい。

 

札幌ー神戸 私の対日ハム4連戦 グランドフィナーレ

満を持して、最後の最後で

 

代打・山足達也

皆が待ち望んだ復帰後初打席。

 

初球打ちーーーー!!

角度的に火星まで飛んだか!?

 

ギリギリ地球内に収まりセカンドフライ。

B 4-11 F

吉田輝星投手 プロ2勝目

1071日ぶりって、それはまたこの球場が生んだメモリアル。

試合数は少ないですけど、これからも色々メモリアルが刻まれますように。

連日の2万人超え。京セラドームとは異なる盛り上がり、雰囲気が

この球場にはあります。昔から変わらない。

走り回っていた子供たちが大人になった時も、

この球場でオリックスの試合がやっていれば良いなとは思います。

ファイターズの若手選手が躍動する一方で、

無安打でエラーを犯して懲罰交代させられた紅林弘太郎

今と未来は任せてある。

中嶋監督とファンの期待を一身に背負う20歳。

この壁も乗り越えてくれると信じていますが、

でもやっぱり、チーム内に競い合える相手がいた方が良い。

神戸メモリアルトリオ

2022.05.17

オリックス・バファローズ vs 北海道日本ハムファイターズ

9回戦 @ほっともっとフィールド神戸

マウンドの土の色が変わっていました。

2022年、神戸開幕戦。

平日のナイターゲームとは思えないほど、開門前から長蛇の入場列が伸びていました。

この球場での試合を楽しみにしていたファン、

優待券を手にした神戸市民が席を埋める。

 

 

BIG BOSSが出てくると大歓声。

お目当てに球場に来られた方も多かったと思います。

 

ファイターズとの火曜日の再戦。

山岡泰輔 vs 加藤貴之

札幌から神戸へ場所を変えマッチアップ。

 

 

野村佑希選手への危険球。

2万人の熱気が一転して静寂へ。

野村選手が無事であることを願っております。

 

 

阿部翔太がマウンドへ。

全く準備していなかった状態からの緊急登板。

気持ちをすぐに入れて、前面に出す。

降板時の神戸のファンの大拍手はヒーロー級に大きなものでした。

 

3番手・近藤大亮

 

2投手が気迫でチームを窮地から救う

 

4番手・本田仁海

 

惚れ惚れするノビのある真っすぐは球団最速タイの158kmを記録。

 

 

7回ウラ

中川圭太の打球はセンターオーバー

先制のタイムリー3ベースを放ちガッツポーズ!

 

ケガから復帰の代打・佐野皓大も続く。

 

8回

ジェシー・ビドル 神戸初降臨

 

追加点となるタイムリーを放ち拳を突き挙げる西野真弘

 

好機で1本が出た低打率打線、アクシデントから粘って凌いだ投手陣。

 

神戸の熱気にも乗せられて全員で掴んだ1勝。

B 3-0 F

中嶋監督の采配も光りました。

 

またこの球場で生まれたメモリアル。

入団5年目 本田仁海 プロ初勝利!!

 

10日間でプロ初ホールド、初セーブ、初勝利を記録するという離れ業!!

 

「真面目だけど元気がなくて細い子」が苦境を乗り越え、ついにやりました。

土屋恵三郎監督、由田慎太郎スカウトも喜んでいることでしょう。

この球場でプロ初本塁打を放った中川圭太、佐野皓大とのスリーショット。

神戸メモリアルトリオ。

昨年の日本シリーズ終戦が終わってから、

またこの場所に来ることを楽しみに日々を過ごしていました。

あの舞台を体験して、さらにこの場所への憧れが強くなった気がします。

エースの追憶

2022.05.11

厚澤和幸 投手コーチ 

そういえば移籍後初の札幌帰還でした。

 

長時間話し込む、中嶋監督と竜太郎コーチ

4番捕手・頓宮裕真

オリックスで4番捕手スタメンは1996年の中嶋聡捕手以来26年ぶりだそうです。

北海道日本ハムファイターズ  vs オリックス・バファローズ

8回戦 @札幌ドーム

温かいファイターズファンの拍手を受ける。

 

ファイターズ先発・金子千尋投手

やはり真っ新なマウンドが似合う。

オリックス時代からのマウンドに上がるまでのルーティンは少し変えていましたが、

 

しなやかなフォームとスラッとしたスタイルは不変。

 

前日の帰りに「明日は金子だから点いっぱい取られるだろうねぇ~」

ってファイターズファンのおばあちゃんさんが言ってましたが、

北海道ではそういう印象なんでしょうかね。

その心配をよそにヤング・バファローズ打線を抑え込みます。

このユニフォームがよく似合ってます。

 

 

ついに北海道に上陸した、ジェイコブ・ワゲスパック

ついにゆったりしたセットポジションがバレてしまう。

初回のバレラのエラーが痛かった気がします。

 

序盤で5失点

BIG BOSSも足を伸ばしてしまう展開

 

マルチ安打でパスタポーズのブレイビック・バレラ

アジャストしてきたやないの。

でも、守備ちゃんとしなさいよ。

 

好走塁でホームを陥れる。

ええやないの。足速いやないの。

でも、守備ちゃんとしないよ。やったらできる子やねんから。

 

 

粘ったワゲスパック。

ランナーフリーパス状態で走られまくっても動じることなく、

ホームに返さんかったらええんやろ?って

具合でバッターと勝負していたのが良き。

時代に逆行した革命児。これで売っていこう。

 

開幕投手も務めた 北山亘基 投手

これだけヒットを打たれまくっても、盗塁されまくっても、

エラーしても、残塁多くても、

この点差。おかげで最後まで楽しめました。

勝利投手:金子千尋

 

今季初勝利。2年ぶりの勝ち星、先発投手としては3年ぶりの勝ち星。

そら、冒頭のおばあちゃんさんの印象にもなりますね。

 

北山投手からウイニングボールが渡される。

通算130勝目。節目の勝利は古巣から。

120勝はほとんど低迷していた古巣で挙げたものなので、

仮に強いチームにいたら、200勝も狙えたのかもしれませんが。

ピンチを救ってくれる頼もしいエースでした。自分の中では。

2022年札幌ドーム本拠地ラストイヤー。

自分がこのドームに来るのは多分この試合で最後。

かつてのエースが古巣相手に節目の勝利を挙げ、

移籍先のファンに大歓声を浴びる。

色々な思いに耽る最後の夜となりました。

長々とすいませんでした。

この苦境を乗り越え

世間一般のGWが終わったら、

世間一般ではない側の私のGWが始まりました。

2022.05.10

 

まだ雪が残る北海道。

朝晩はかなり冷えましたが、日中は23℃まで上昇。

北海道日本ハムファイターズ vs オリックス・バファローズ

7回戦  @札幌ドーム

7連敗中で、頼みの吉田正尚、安達了一のコロナ離脱により、

「泣きっ面に蜂」

「飛車角金銀落ち」と揶揄。

 

「中嶋先輩、大変ですね」(個人的な憶測)って?笑うBIG BOSS監督。

こういう時って、

相手チームに勝たないといけないというプレッシャーが過度にかかりますし、

新たな選手に出番が与えられるので、マイナスな面だけではないですね。

オリックス、誰も知らん」

ってファイターズファンのおっちゃんさんが言うてましたが、

このメンバーで誰も知らんかったら、元々そんなに知らんかったんちゃう?

どっちゃでもええけど。

 

今季初スタメンの出番を得た 大城滉二

いきなりの今季初安打、そして初盗塁

 

3番・中川圭太

先制タイムリーを放つ

これが今季初打点

 

ダブルスチール敢行で追加点。

送球が背中に当たり笑顔の宗佑磨

 

 

今季第1号を放つ大城滉二

凛々しき強者、北の大地で大暴れ

天敵・加藤貴之 投手から序盤で3得点。

これには驚きました

 

 

この試合の主役は山岡泰輔

最初から気合が入ったピッチング

連敗を止める、取ってもらった点を守る、

その気迫がよく伝わりました。

野村ジェームス選手に1発を打たれて、

1点差になってからさらに強くなる気迫。

 

8回ウラのピンチを凌いで吼える。

バトンは守護神へ。

 

若手・中堅が作ったリード、

38歳・平野佳寿が締める

F 2-4 B

ついに大連敗からの脱出。5月初勝利。

普通の1勝ですが、それ以上の喜びと安堵感がありました。

 

ヒーローはもちろん、山岡泰輔 今季3勝目。

山本由伸は日本のエース、

山岡泰輔はオリックスのエース。それには少し納得。

いつもチームがピンチの時に山岡投手が止めてくれる印象が強い。

 

 

次回

かつての19番、かつてのエースとの再戦