憂いの秋
盛り上がった8月からこのBクラス決定までなんかアッという間でしたね。
自身1か月ぶりの京セラドーム。
09.20
オリックス・バファローズ vs 千葉ロッテマリーンズ 24回戦
私たちの希望。ドラ1ルーキー・太田椋 内野手。
何をしてても画になる男です。
試合前、美女には見向きもせずバットを振り続ける。
本当に集中しているのか、
敢えて見ないようにしているのかは本人にしかわかりません。
8番ショート 6試合連続のスタメン
この日はたまたま、増税前最後の大商大シート。
近くで太田くんの大舞台を観ることができました。
千葉の誇りに立ち向かう、
千葉で生まれ育ったK-鈴木。
初回から餌食になり4失点。
しかし、
西浦颯大の3点タイムリー2ベースなどで4点を取り返す。
Bクラスが決定すると、やや強くなるのがバファローズです。
押せ押せムードで太田椋 第一打席を迎えます。
コールされると歓声が一際起こるのは、ファンの希望の証。
そして、プロ初ヒットをスタンドが待っている。
当てに行くよりも
自分のスイングで打ちに行く姿勢が並みのルーキーではないと感じた。
大阪生まれ大阪育ちの通天閣打法で内野フライ。
先輩投手に牽制サインを出す。
生還した先輩を笑顔で迎える。
第二打席
気持ち良いほどのフルスイング。
空振り三振。
第三打席
ライトフライ。
ロメロスペシャル、解放的な気分になります。
気づけば太田くん以外先発全員安打。
次の打席で初ヒットを必ず!と思った矢先に、
プロ初失策。
この時はさすがに表情が曇る。
でも、次は太田くんからの打順、そこで取り返そう!
「バッター太田に代わりまして、小島」
ベンチで大きな声を出す太田くんを見て少し切なくなる。
でも、良く考えると天才・小島脩平を差し置いて6試合スタメンで出場させて
くれただけでも夢を見させてくれたのかとも捉えることができる。
同期の中川圭太くんはドラフト7位入団ながら、
1年目で100安打を達成。これは本人の努力とスカウトに感謝。
B 11-8 M
乱打戦を制す。
千葉で3点先制して負け、
大阪で4点先制されて勝ち。そこに野球の面白さがある。
増税前最後のハイタッチ!!最高でしたわ。しかも3人!!
13打数無安打、失策して代打を送られ2軍降格。
18歳の若者に対してのこの閉じ方が残念に思いますが、
きっと乗り越えてくれると確信しています。
これからもっと長い時間、大きな重圧を背負って戦わなければいけない時が、
必ず来る。これくらいのものは軽く超えて欲しい。
岸田マモさんの引退、Bクラス決定、ドラ1ルーキー初ヒットならず。
今年も結局、憂いの秋。