弔い星
オリックス職員で球団本部管理部、
阪急・オリックス一筋44年、また寮生活する選手達の父とも言える方がお亡くなりになったことは、
非常にショックで悲しいです。
グッチ、T、小松、カブレラ、今日の近ちゃんのヒロインのコメントを聞くと、
本当にいいお父さんだったんだなと、さらに悲しさが増してきました。
ご冥福を心からお祈りいたします。
かなり楽しみにしていた新井オリックスの甲子園決戦をこんな気持ちで迎えてしまうとは。
今日は完全な雨予報で半ば諦めてましたけど、この空。
自分は晴れ男なんかな?と自慢げに思ってみたりもしましたけど、
選手達に「野球に集中しろ」と保谷さんが晴れさせてくれたんでしょう。きっと。
選手達はいつもと同じような表情でしたけど、無理に笑顔を作っているようにも見受けられました。
厳しい台所事情で今日の先発は敗戦処理だった西川。
最近打たれまくっている印象しかないので心配でしたが、
何かが乗り移ったかのように、今日の西川は違った。
何かが乗り移ったかのように、今日の西川は違った。
5者連続三振!さすがに驚きました。
昨シーズンに見せたあのキレキレのストレートが戻ってきました。
3イニングを被安打0 5奪三振 1四球
今日のピッチングなら1軍でも絶対に通用する。最高のピッチングでした。
打線が活発な新井オリックス打線が白仁田投手に襲い掛かりました。
バイナムのタイムリーで先制すると、
出た!セギ様弾!
広い甲子園の1番深い左中間スタンドへ突き刺す3ランアーチ!T0-4Bs
広い甲子園の1番深い左中間スタンドへ突き刺す3ランアーチ!T0-4Bs
試合の途中ですが、
「此度のセギ様」
①左飛 ②左中間本塁打 ③右安打 3打数2安打3打点
皆の衆、セギ様はまもなくですぞ。
4回ウラから2番手で前田の祐ちゃんが登板。
今日の祐ちゃんも違った。
抜群の制球力がなく、珍しくボール先行しストライクを入れにいった所を痛打される。
あっさり失点。
ゴンゾーも慌ててマウンドを駆け寄る。
ゴンゾーも慌ててマウンドを駆け寄る。
でもさすがは祐ちゃん。状態が悪くても1失点で切り抜けました。
・・・祐ちゃんは涙を流していました。
憧れの甲子園のマウンドに立てた喜びの涙だったのかもしれませんが、
憧れの甲子園のマウンドに立てた喜びの涙だったのかもしれませんが、
おそらく保谷さんのことを思いながら投げていたんでしょう。
プロ野球選手も人間ですから、身近な人が亡くなっているのに他の事に集中するというのは無理ですね。
そんな中よく投げました。ナイスピッチング!
5回ウラ
ジョナサン・デイビッド・レスターが甲子園のマウンドに初降臨。
いきなり四球を与えるという久しぶりの光景も見ましたが、後続を難なく処理。
いきなり四球を与えるという久しぶりの光景も見ましたが、後続を難なく処理。
6回ウラ 主将も1発!
セギ様に負けじとラロ兄がレフトスタンドへの2ランアーチ!T1-6Bs
セギ様に負けじとラロ兄がレフトスタンドへの2ランアーチ!T1-6Bs
今日はバイナムもタイムリーを放ったし外国人3人で6打点。
チームを引っ張っています。
柴田もタイムリー、さらにヒーくんが押し出しを選び T1-10Bs
8回ウラ
この回から6番手で登板の菊さんが、ピッチャーライナーを手首に受け負傷交代。
準備不足でマウンドへ急遽上がった光原でしたが・・・。
3塁ランナーのオーバーランを刺そうとしたマサが悪送球し、ランナー生還。
一転して試合がわからなくなってきました。
沈黙していた阪神ファンも息を吹き返した模様。
しかし9回表
今日も優しくない1発!
甲子園でクロージングタイム。
悲しみを力に変えて新井オリックスはさらに加速します。
今日は1軍も勝って兄弟揃って「弔い星」を挙げました。
自分の息子達が福岡・西宮で身体を張って自分に勝利を捧げてくれたと保谷さんは喜んでいるでしょう!
最高の親孝行ですよね。
神様、これ以上、選手達を悲しませるようなことはしないでください。
神様、これ以上、選手達を悲しませるようなことはしないでください。