22の写真

10年間見続けてきた、

伊藤光という１人のプロ野球選手の

栄光や挫折、

それに辿り着くまでのモノやその先のモノ、関連する人や景色。

本当に色々な場面がありました。

2017　初夏

チャンスで空振り三振。

ヘルメットを叩きつける。

トボトボ歩いてベンチへ。

防具をつけているとバッテリーコーチが話しかける。

目を合わせることなく「ハイ」と、コーチもすぐに離れる。

人一倍熱い男であるが故にすぐに感情に表に出してしまう。

良くも悪くも。

それはキャッチャーとしては良くないことかもしれません。

でもそんな捕手・伊藤光を今のこのチームで１番応援していました。

本職でないポジションを守ったり、

試合に出れない時間が多くのファンのフラストレーションを溜め、

それが他の選手へのヤジに変わっていた。その行為は間違っています。

ファンに人気でチームの顔だった伊藤光が

いつから、居場所がなくなっていったんだろうと、

写真を見返しながら考えていました。

2018 開幕戦　スタメンマスク

今年は逆襲の年になると福岡で高揚したことを覚えています。

気がついたら、

舞洲にいた。

最後まで帰って来なかった。

使われないのには使われない理由があり、使われるのには使われる理由がある。

それはどの世界でもあること。結果的に争いに負けたことは事実。

大ケガから復帰後初安打での涙、

ノーヒットノーランでの涙、優勝を逃しての涙、

その続きの涙をオリックスで見れないのは本当に残念以外ありません。

でも、新天地で熱いプレーを熱い魂を見せて欲しいです。

最後の写真は、横浜スタジアムを走る光。(2017年6月撮影　左は西勇輝)

諦めず　また立ち上がる　あなたの背中　横浜でも光れ

22枚の写真を厳選して貼ろうと思ったら

想いが溢れてしまい39枚になってしまったことをお許し下さい。

もちろん、伊藤光選手だけでなく、赤間謙投手、

高城俊人選手、白崎浩之選手にとって良いトレードになることを願っています。