その手に託して
2019.03.08春季教育リーグ
それだけでも嬉しい。
水口拓弥 審判員は3塁塁審。
小川一夫 監督は2年目のシーズンです。
先発は吉田凌
2番手の張奕
3番手の鈴木優
ソフトバンクの先発は千賀滉大 投手
日本を代表する投手をここで観れるなんてー!ってみんな思ってました。
でもかなり球が荒れてらっしゃる。
オリックスファンの期待と希望を一身に背負うのは
太田椋くん。
日本を代表する投手と私たちのドラ1ルーキーの戦いを
そりゃ、みんな食い入るように見つめます。
荒れ球に対して初球からフルスイングで立ち向かう。
これが、太田椋の真骨頂。
2球目もフルスイングで一邪飛。
2打席目
フルスイングの瞬間を撮ろうと思ったら、
「いたーーっ!!」
「ごめん!!」
って声が聞こえた。
打ちに行って右手首への死球。
野球人の本能であれだけの激痛の中、1度は1塁へ走り出そうとしましたが、
ホームベース上でうずくまる。
全治3ヶ月の骨折・・・。
今日の1軍デビューを楽しみにしていたファンにとっても痛すぎる離脱。
今日だけでなく、この夏までの思い描いていた物も一瞬にして消えて行った。
このケガが将来に響くかどうかはわかりませんが、スタートを挫かれたことが、
やりきれないという思いです。
1日も早い復帰を願っております。
静まり返ったスタジアム内。
代わった2番手の加治屋投手から、
ラオウ怒りの一撃!!
涼くんの代わりに出場した岡崎大輔の技ありヒット!
しかし、4エラーと拙攻で敗れました。
熱く弁を揮う田口監督とは違い、
低いトーンで選手に語り掛けるように、端的に簡潔に話す。
どちらの方が若い者に伝わるのか、鼓舞することができるのか。
どちらにしても、中嶋オリックスの今後の戦いが楽しみで仕方ありません。
その楽しみの一つが太田椋くんだったんですけどね。