日高を育てた男
キャンプ盛り上がってますね。
昨年の高知秋季キャンプの指導で大好評だった野茂英雄さんが、
今回の宮古島春季キャンプにも招聘されることが決定的になりましたね。
そういえば、キャンプでの臨時コーチは11年前にもいました。
「ネタ切れ必至・掘じくりシリーズ(ネッピーさん命名)」番外編
攻守共にチームを引っ張りなくてはならない存在になっている日高剛を育てたと言われている男、、
当時、マリナーズのキャッチングコーチだったハンセン氏をその年の春季キャンプへ招聘。
捕手陣が徹底的にハンセンイズムを注入。
そこで球団が97年オフにアリゾナ教育リーグに参加させ英才教育していた、
入団3年目の日高剛が花開いた。
1軍出場がゼロだった日高でしたが98シーズンに21歳にしていきなり78試合に出場。
ハンセンコーチの指導が選手達に好調だった為、98年秋季キャンプにも招聘。
そのキャンプ中に、オリックスがハンセンに翌99年のキャッチングコーチ就任を要請し、
1年契約を結ぶ。
99年 日高は96試合に出場し、4年目にしてBWの正捕手の座をほぼ掴む。
英才教育という点でこの時の日高と今の伊藤光は同じ状況だと思います。
またできることならハンセンに来て指導してもらいたいですね。
その年のある日。
グリーンスタジアム神戸のナイターゲーム観戦の帰りの地下鉄の車内。
腕組みをして壁にもたれ掛かっているガタイの良い外国人が乗っているなと思っていたら、
何か見たことある顔・・・・
連れに「あれ、ハンセンちゃう?」と言って、
持っていた選手名鑑で確認。
「ほんまや!ハンセンや!」
声をかけれないまま、三宮で下車。
なんとハンセンも三宮で下車。
これいっとかな!
と、連れが片言の英語で。「Are you Roger Hansen??」と話かけると、
ハンセン「YES!! Shake hands.」と言って握手してくれました。
この瞬間から、
ハンセンと言えば、スタン・ハンセンではなく、ロジャーハンセンになったのは言うまでもありません。
最後はウィリーの時みたいにただの思い出話になってしまいましたが、
ハンセンがオリックスに残した功績は大きかったと思います。
そんなハンセンも今もマリナーズのコーチをしているそうです↓
日本時代も知るマリナーズコーチ、城島のWBC参加は心配せず 3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に、日本代表として参加する予定の城島健司捕手(シアトル・マリナーズ)。大会参加のため、正捕手の座が確約されていないマリナーズの春季キャンプの多くを欠席することになるが、コーチはあまり心配はしていないようだ。チームの地元ワシントン州の地方紙『エベレット・ヘラルド』(電子版)が11日付けで伝えた。 現在、マリナーズの捕手陣を指導するのは、かつてオリックスブルーウェーブ(現バファローズ)でコーチを務めた経験があるロジャー・ハンセン氏。同紙によると、日本時代から城島をよく知るというハンセン氏は、城島がWBCでプレーすることは問題なく、逆にシーズンへ向けた準備となるとコメント。城島自身も何をすべきかは分かっているだろうと信頼を示し、チームを離れることも問題視していないという。 今季はWBCのため、例年よりも1週間遅くシーズンが開幕予定。このため、日本代表が決勝トーナメントまで残ったとしても、大会終了後に2週間はマリナーズでオープン戦を戦える。また同紙によると、城島は今月末にも1週間あまり、本拠地セーフコ・フィールドでハンセン氏とトレーニングを行う予定だという。 昨季は城島の不振もあり正捕手を固定できず、これがチーム低迷の要因ともなった。同紙は、この正捕手問題が今季も不安材料である一方、人材は豊富という考え方もあると指摘。城島とライバルの若手ジェフ・クレメントのほか、昨年マイナーで活躍したロブ・ジョンソン、マイナー契約で残留した3番手捕手ジェイミー・バーク、さらに2Aにもアダム・ムーアという有望株がいると紹介し、ハンセン氏もキャンプが楽しみだと語っていると伝えた。 2009年1月12日 11時34分 ISM
この記事を見たときは本当に嬉しかったです。
ということはイチローともずっとチームメイトだったんですね。
「YES!! Shake hands.」
この言葉が頭から消えることはない。
またまた長文になってしまいました。今日も一日がんばりましょう。