青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

由宇 WILL ROCK YOU

南アフリカワールドカップも決勝トーナメントに入り、さらに寝不足に。

睡眠時間を削り過ぎて、「眠さの向こう側」に辿り着いたようで、

逆に頭も冴えて仕事も捗ってます。人間、限度を超えると安定してくるもんですね。


誰も興味のない番外編。

略してDKBのお時間がやってきてしまいました。


2010.06.23 由宇遠征DKB編
イメージ 1

1年ぶりに由宇へ行ってきたわけですけども、変わらぬ大自然が心を癒してくれました。

カープ橋からの眺め。
イメージ 2

1年前もほぼ同時刻に同じ位置から撮りました。個人的に好きな癒しアングル。


3塁側スタンド。
イメージ 3

試合前にいつも若鯉達が走っているロード。

その両脇でカープファンが暖かく見守っている。その光景も好きです。

このロードが多くの1軍選手を輩出してるんですね。


1塁側(ビジター側)にも同じようなランニングロードがあります。

そこを若鯉達に負けず黙々と走っていたのは
イメージ 4

1イニングに2本の満塁ホームランを打たれ即刻抹消された 阿南徹。

何かを振り払うように。

あの2本の満塁被弾があったから今の自分があると、言うためにも、ここから。

若鯉達と同じように阿南もこのランニングロードから再スタートします。


・・・って番外編で書く内容じゃないよう~~。


ここからはDKBです。

1年前と同じく由宇駅からタクシーを利用。

・行き編。

オリックスファンで大阪から来たと言うと、

オリックス言うたら金子千尋くんやな。」

おぉ!山口県でチヒローを知っている人と遭遇するとはまさに由宇の奇跡!

よくお話を伺うと。

おっちゃんの息子さんが岩国高校で3度甲子園に出場した元高校球児で、甲子園で放ったヒットは1本。

その1本が当時、長野商業で2番手投手だった2年の金子千尋だったそうです。


息子が甲子園で唯一ヒットを打った投手が

今やプロ野球チームのエースということを誇りに感じているようで、

チヒローが1軍に定着してから先発で投げる試合を欠かさずテレビで観戦しているとのこと。

おっちゃんだけではなく、息子さんはもちろん、その時対戦した岩国高校OBの方もみんな、

金子千尋を応援しているらしいです。


そう嬉しそうに話すおっちゃんは息子さんが叶わなかった夢(プロ野球選手)を、

息子が甲子園で唯一打った投手、金子千尋に託しているようにも見えました。


山口で出会った金子千尋ファンは日本一の金子千尋ファンだったのかもしれません。



DKBには似合わないちょっとええ話でした。


・帰り編。

帰りは熱血カープファンのおっちゃんが迎えに来てくれた。

「6点差を逆転負けしました・・・」と報告すると、

おっちゃんは「なんねぇ~~!」と悔しがる。

そこからついていける範囲でカープの話題で盛り上がり、

自分もカープファンだと思わせといて~~由宇駅間近で

お「今日は広島から来たんじゃけ?」

A「オリックスを応援するために大阪から来ました・・・」

お「な、なんねぇ~~~!!!」

ごめん、おっちゃん、盛り上がりすぎて切り出すタイミングがなかった。


そんな急展開にもおっちゃんは「これでアイスでも食いな」と100円をキャッシュバックしてくれた。

もちろんその100円は使わずに大事に財布の中にしまいました。

そのためにどれがもらった100円かわからなくなった・・・。な、なんねぇ~~!!


由宇駅に着いたとき、1年前に行き帰り乗せてくれたおっちゃんがいたのでそれも嬉しかった。

皆様
由宇へお越しの際は由宇タクシーをご利用くださいませ。
由宇へお越しの際は由宇タクシーをご利用くださいませ。
由宇へお越しの際は由宇タクシーをご利用くださいませ。
由宇へお越しの際は由宇タクシーをご利用くださいませ。
由宇へお越しの際は由宇タクシーをご利用くださいませ。

(※お持ちのPC画面は正常です。バグっているのは当ブログ管理人です)




由宇町は本当にいい町じゃけん。

また来年絶対に行くじゃけん。

イメージ 5

お忙しい所、ここまで3部作お読み頂きまして本当にありがとうじゃけん。



・ぶらり途中下車in広島
イメージ 6

「旧」とついているのが寂しいですね。

周りにはバイクや自転車が無数止められているのを見て、ここの役目はもう終わったんだなと。

でも広島カープに関わる全ての人の思い出が詰った場所。

新しいページが刻まれることはありませんが、
イメージ 7

過去のページを読み返しにやってくるカープファンのためにも西宮球場みたいなことは止めてほしい。

とここに初めて訪れた自分は思いました。



イメージ 8

忘れてはいけない過去
忘れたい過去
忘れたくても忘れられない過去
思い出したくない過去
知る必要がある過去
知らなければいけない過去



これらが全て当てはまる過去をこの原爆ドームがシンボルとなって、

広島から日本、アメリカ、全世界へ発信しています。
イメージ 9

まもなく65回目の8月6日8時15分が訪れます。

No More Hiroshima