青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

まなざし

オリックス・バファローズ秋季キャンプレポ
2011年11月9日 第1クール最終日 @高知市東部運動公園
 
~その2 投手編~
 
キャンプ見学といえばやっぱり1番と言っていいほど楽しみなのはブルペン
 
この日もミット音と瓜野さんの甲高い声がブルペン内響いていました。
 
 
この日ブルペンでピッチングを行った全投手の感想を素人目線ではありますけど、述べさせて頂きます。
 
超激長になっておりますので、全部読まないでください(笑)
 
60 前田祐二
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今季1軍登板を果たせなかった祐ちゃん。
 
去年の1番良かった時期にはまだ戻れてませんが、ストレートはかなり状態が良くなってきました。
 
得意の右打者へのインローの抜群のコントロールも戻りつつあります。
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あとはタテに割れるカーブのキレが良かった時期に比べたらまだまだ程遠い。
 
投球終盤に岡田監督にロックオンされてからは力んで制球を乱していたのが印象的でした。
 
 
 
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何か知らんけど楽しそうに投げてました。いつものクワケンでした(笑)(←あまり注目してなかった)
 
 
29 小林賢司
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この日見た中で1番球がきてなかったですけど、7月の実戦復帰登板からフェニックスでの登板を見てきて、
 
徐々に良くなってきてるなとは思います。
 
2012年は復帰することだけでなく、目立った結果が必要。
 
チェリーカーブの復活も含めて、来春までに戦える状態にならないと色々厳しくなってくるでしょう。
 
 
43 阿南徹
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毎回思うことですが、ブルペンだけ見たら、凄くいい投手に見える。
 
瓜野ブルペン捕手も気持ちいいくらい何度も叫んでましたし。
 
ただマウンドに上がると・・・小さく見える。やっぱりメンタル面が課題なのかも。
 
 
12 木佐貫洋
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自分で球数・コース・球種を設定して1球1球入念なピッチング。
 
さすがはベテランという調整の仕方です。
 
開幕投手になるも今季2勝止まりという不甲斐ない成績を繰り返さないためにも、
 
この秋から来春に万全のコンディションを持っていけるように調整をしていました。
 
 
59 塚原領平
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もう成長が目に見えてよくわかる。オリックスの中で来季が1番楽しみな投手。
 
岡田監督も「中日の浅尾みたいや」と大絶賛してましたし、このまま行けば来季の1軍登板は確実でしょうね。
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褒められてさらに自信を持って投げているように感じてかなり頼もしかったです。
 
 
57 山田修義
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帽子が飛ぶほど大きく頭を振る「変則フォーム」に戻して、勢いのあるボールが出たという山田くん。
 
岡田監督に「変則フォーム」に戻すことを勧められ、戻すことになったみたいですが、この日は軽く投げて、
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そのフォームを録画し、自らチェック。
 
思い切り投げた時とどれだけ軸がブレているかの確認しているものと思われます。
 
焦る必要はない。来春には進化した山田くんが見れることになるでしょう!
 
 
入団テスト中  白嗟承(ペク・チャスン)
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パクさんの次はペクさん。メジャー通算16勝の韓国人右腕。
 
白さんが投げ出すと岡田監督も受けている杉本さん(ブルペン捕手)の後ろに移動。
 
ゆったりとしたフォームから、重そうになボールが繰り出される。
 
193cm 100kg なので角度もありますが、身体も重そう。
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最初はノーワインドアップで投げていましたが、ワインドアップで投げ出すと、
 
さらに球も速くなり、さらに重そうな球を投げる。
 
この日はちょっとコントロールが悪かったですね。特に変化球が。
 
でもまだ100%の力で投げていないので、まだ未知数ですね。
 
岡田監督の言う通り、朴さんよりはいい球を投げているのは間違いないです。
 
何よりも気に入ったのは、投げ終えた後に、受けていた杉本さんと握手して、
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丁寧に帽子をとって何度も頭を下げる。この礼儀正しさ。
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そして、自分から積極的にコミュニケーションを図ってチームに馴染もうとしていた姿にも関心。
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メジャー帰りのコリアン。今度こそオリックスを救えるか?
 
 
 
65 フレディ・バイエスタス
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オリックスで1番角度のある球を投げれるのはやっぱりバイエスタスくん。
 
白さんより身長3cm低いですが、白さんはスリークォーターなのでバイエスタスくんの方が角度はありますね。
 
最頂点約2mから低めにズバズバ決まる!
 
白さんを見ていた岡田監督もバイエスタスくんに見入ってしまってました。
 
自慢げに角度のあるタテカーブも披露して、かなりのアピールになったと思います。
 
スタミナがある方ではないので、佳寿の前か、クローザーに抜擢なんてこともあるかもしれないですね。
 
 
21 甲斐拓哉
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この日、個人的に2番目に良かった甲斐くん。
 
ストレートだけは同期で同い年の西くんに負けていない。
 
そのストレートがまた見ないうちに磨きがかかっていて驚きました。
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受けていた ひーくんも大絶賛!
 
ルーキー時代はコーチの意見にも耳を貸さない場面も見たことがありましたが、
 
今ではコーチの意見も謙虚に受け止め吸収して、成長しています。
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ケガもあり出遅れましたが、甲斐拓也の4年目に注目です。
 
 
この日、個人的に1番良かったのは、意外にも!
 
28 小松聖
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プロ入り初めて未勝利に終わった今季。
 
何かが吹っ切れたのか?
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今季見たことないようなボールを連発してました。
 
08年に見せたあの躍動感も戻ってきたように感じましたけど、
 
小松さんはその日によって調子が違うので、たまたまこの日が良かっただけなのかもしれないですけど・・・。
 
思わず受けていたトシオさんも「イイっす!!」と驚きの一言。
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エスタン奪三振王になって格好のトレード要員として考えているなら、もう1年待って欲しい!
 
それだけは切に願います。
 
 
 
 
岡田監督は全員の投球が終わるまでじっと、座って言葉を発することもなく、
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投手達に「まなざし」を向けておられました。
 
ずっと2軍にいる投手にとってはこういうキャンプでしか岡田監督にピッチングを見てもらえないので、
 
シーズン中にいつも以上に「がんばれ!」って応援してしまいます。
 
 
以上、超個人的な超勝手な感想記でした。
 
最後まで読まれた方、もしおられましたら、何かすいませんでした(笑)