「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス」ってことで、
睡眠時間を少々削って、レポります(笑)
2012草薙球場メモリアルイベント
2012年3月18日@静岡草薙球場
小雨降る中、13:15 プレイボール。
静岡のファンのこの日1番大きな歓声に迎えられマウンドへ上がった日本のエース
対するは田中投手からSMAP×SMAPで1番嫌なバッターとして名前を挙げられたグッチ
注目の初球!
この投球で田中投手のに背筋痛が襲ったそうで・・・
痛みを堪えながらも雨の中詰め掛けたファンのために1イニング12球を投げ切ってくれました。
それでも、ビッキーとTを難なく抑えるところもさすが格が違いますね。
2回表
何も知らずに田中投手との対戦をネクストで待つ4番のデホさん。
「イーグルス ピッチャー田中に代わりまして、武藤好貴」
「えぇー!!」というこの時のスタンドのファンの驚きの悲鳴はスゴかったですね(汗)
緊急登板したドラ1ルーキーの武藤投手からデホさんがセンター前ヒット!
ここからデホさんがお腹揺らしての激走を見せる。
バルの打席でワイルドピッチで2塁へ進塁。
バルのセカンドゴロ進塁打で息つく暇なく3塁へ!森脇コーチもちょっと心配(写真は前記事で 笑)
この春好調の7番駿太くんのライト線へのタイムリーヒットでホームイン!E0-1Bs
結構いい運動になりましたな(笑)
オリックスの先発は前回観戦時と同じ中山さん。
前回同様、変化球はいいコースに決まるものの真っ直ぐが高めに集まる・・・。
その高目の甘い真っ直ぐをド派手に新外国人テレーロに左中間スタンドへ運ばれる。
1日中ブスっとしていた星野監督のこの日唯一の笑顔でした(笑)E1-1Bs
3イニング投げてこの1失点だけでしたが、本人も言うように「結果オーライ」
相手が前回と同じ中日打線だったら、前回と同じだけの失点を喫していた可能性は大です。
3回表 またしてもアクシデント。
武藤投手からグッチが右ひじのレガースへの死球を受ける。
この回のウラに時間をかけて治療して守備につくも次の回で交代。
この前のヤクルト戦と言い、早くも今季2回目の死球による負傷交代。
グッチの苦手なインコースをどんどん相手球団もわかって突いてきているということですね。
そのグッチに代わって出場したのが地元凱旋出場となった 川端崇義 外野手
川端選手がかつていたリトルリーグの子供達も先輩に必死に声援を送っていました。
ノーヒットでしたが、好守備も魅せ、地元の方々にプロとしての姿をしっかり見せることが出来たと思います。
2番手のフィギーが2イニング無失点に抑え、6回から3番手で塚原くんが登板。
こちらも1軍合流即登板のチャンスが巡ってきました。
いきなり草野選手に2ベース、牧田投手にストレートの四球を与えますが、ピンチを無失点で切り抜ける。
相変わらずのスロースターターぶりでしたが、尻上がりに調子を上げる。
8回表
Tがファーストゴロで3塁へ進塁し、信二さんがピーゴロで2アウト。
ここで途中出場の5番小島くん。
ヒメネスの速球をコンパクトにセンター前へ!
ビッキー生還で勝ち越し!E1-2Bs
勝負強い!この曲者ぶりはオリックスに必要な戦力になる!
ちなみに・・・小島くんの後に打席に入ったシンタローは、
推定88mのレフトフライでした(←色々と書きたかったですが記事が激長のため省略)
9回ウラ
マウンド上には4イニング目に入った塚原くん。まさか4イニングも投げさせるとは。
この若きスロースターターは投げるごとに凄みを増す。
6回の2打者を塁に出して以来はパーフェクトピッチ!
4イニングを被安打1 1四球の完璧なピッチングで岡田監督に大きなアピールとなりました。
最後は塚原くんの力強いガッツポーズで草薙球場のメモリアルゲームは幕を閉じました。
伝説の地で2012年観戦初勝利!
選手たちのハイタッチの景色って練習試合であっても本当に嬉しい。
この試合を最後に草薙球場は大改修工事に入りました。
センター115m→122m 両翼91m→100mに広げ、外野芝生席も座席が設けられスタンドも拡張される
という1年半という期間の大掛かりな改修工事みたいです。
草薙球場に通い慣れた地元のファンの方々なんでしょう、試合終了後のスタンドに残って、
感慨深げに変わる前の今の草薙球場の形を見つめておられました。
初めて草薙に来た自分が言うのもなんですが、その方々を見て、
今の形の草薙球場の最後の日に野球を観れてよかったなと更に感じました。
完成予定は2013年の夏。
また新しい草薙球場に会える日を楽しみにこの遠征記終えたいと思います。
今回も激長いお付き合い本当にありがとうございましたっ