海峡を渡る度
オリンピックの見過ぎで毎日毎日激しい寝不足で「眠さの向こう側」に辿り着いた男が、
本州から、明石海峡大橋の向こう側へ辿り着きました。
空と海と緑と色彩豊かな花、色鮮やかな島・淡路島
四国に行く時にいつも通っていますが、降り立ったのは超久々。
オリックスの毎夏恒例の淡路島主催試合ですが、やっと初参戦することができました!
試合前、阿南・長峰・佐藤・山田の4投手のサイン会が開かれました。
優しく丁寧な対応が印象的だった佐藤くん。
1番人気はもちろん次世代エース山田くん。
ずっと待ち列が途絶えなかったです。
どれだけ大きな投手になっても、真面目で謙虚で優しい山田くんでいて欲しいです(笑)
最近思うように勝てなくなり、気付けば3位転落していた新井オリックス。
1ゲーム差で追う首位ソフトバンクとの灼熱の淡路島決戦。
クイーン淡路島から葡萄と花束を受け取った新井監督。
普通は若手選手が取りに来るんですけど・・・
取りに来たのはベテランの辻さん!さすがの新井監督も驚く(笑)
そのクイーン淡路島さん。
目に優しすぎるぅぅぅ!
野獣ゴンゾーが急接近!!
しっかり見てます!!
クイーン淡路島を喜ばせようと?奮起したオリックス打線が初回から繋がる。
4番北川さんのタイムリーで先制すると、四球でランナーを溜めて、
2アウト満塁で曲者・山﨑 浩司
粘って、粘って、
際どい球をカット、
バットを投げ出してまでカット、
低めのボール球をバットの先ですくい上げて、
センター前へ落とす2点タイムリー!Bs3-0H
得意の守備でも2つの美技を見せ、存在感を発揮しました。
3点リードでも安心できないのが今の新井オリックス。
先発は1軍で呪われているフィギー。
ストレート主体のピッチングも球が走ってないため、ことごとく打ち返される。
せっかくもらったリードもあっという間になくなってしまいました。
5回 被安打9 3失点 今季中にフィギーの勝利を見ることはできるのでしょうか・・・・。
後続の投手陣も、悪い流れを変える事ができず、
あっさり逆転・追加点を献上。
クイーン淡路の前でこのまま終われないオリックスは8回ウラ
男前・勇介さんが3ベースヒット出塁すると、信二さんの犠飛でホームへ激走!
相手捕手と交錯しながらも、
気迫のスライディングでホームイン!
ほっともっとブラザーズ、淡路島でハイタッチ。
しかし、1点を返すのがやっとでした。
点差は1点ですが、ヒット数を見れば、それ以上の差があったことがわかります。
これで首位ソフトバンクとの差は2ゲームに。松山が遠のく1敗でした。
今までの勢いがなくなってはいますが、残り1ヶ月強、
今いるメンバーで踏ん張るしかないですね!!
2軍は勝つことが最重要ではないですが、
僕個人としては最後笑って終われる結果を望んでいます。
試合終了後、恒例の若手選手による少年野球教室が行われ、
大空の下、元気な少年達の声が球場内に響いていました。
試合中も、野球教室中も、ずっと気になってたことがあります。
ロンドンオリンピックを見て、感動をもらって、金メダリストになりたい。とか、
何かになりたい ってあると思いますが、
これを見て、
肛門を守れる人になりたい!とは思わないですよね。。。
1日中、ライトフェンスにあるこの広告が気になってしゃーなかったっす(爆)
そんなくだらんことを考えつつ、本州に帰ってきました。
思えば、阪神淡路大震災が起きた当時はまだこの橋は開通していなかった。
この橋が開通していれば、淡路島の被災者の苦しみを少しでも和らぐことができたんじゃないかなと、
いつもこの橋を渡るときに考えてしまいます。
今は大丈夫。繋がってますから。
恒例となったオリックス2軍の淡路島主催試合は、
仰木監督が淡路島の被災者に勇気と元気を与えたいという好意で始まったものだと、
淡路市長が開会の挨拶でお話をされていました。
同じホームタウンとして、同じ被災者として、これからもがんばろう。