青く紅い日々

オリックス・バファローズと日常

復活の150km

暑いですね。ほんまに暑いですね。
 
熱中症対策には小まめな水分補給。
 
柳内主審はイニング間に500mペットを1本一気に飲み干されていました。
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2013 ウエスタンリーグ公式戦
16回戦   @神戸サブ球場
 
 
 
今季は1軍戦に比重を置いているので、2ヶ月ぶりの2軍戦観戦。
 
2軍にいる選手は実際に球場に足を運ばないと状態が全くわからない面もあるので、
 
そういう選手を見れるのは楽しみ。
 
 
猛暑なのに涼しい顔している 2年目の武田翔太 投手
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昨季のパ・リーグ新人王が今日の相手。
 
 
弓岡オリックスの核弾頭 西川拓喜 
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相変わらずの走り打ちでも、類稀なるバットコントロール
 
#41を彷彿とさせてくれます。
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レフト前ヒット→盗塁→堤くんの犠打で3塁へ
 
 
4番ロッティーノも三遊間を抜き、
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1回ウラに早くも先制。
 
 
さらにロッティー
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第2打席で、打った瞬間それとわかる当たりをレフトスタンドへ。
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外国人枠の問題で1軍昇格することはできませんが、気持ちを切らすことなくやって欲しいですが、
 
真面目で熱い漢 ロッティーにはそういった心配はいらなさそうです。
 
 
試合そっちのけでブルペンに人だかりができている!
 
背番号20
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馬原孝浩 投手
 
ついに。
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ファンもチームメイトも見守る中、
 
投球練習を開始。
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宮古島で抱いた、
 
こんな偉大な選手を「人的補償」という形で獲って良かったんだろうか?という思いが甦ってきた。
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2012年 右肩を手術 半年で復帰する見込みを大幅に遅れ、登板なし。
 
2013年 1月 寺原投手のFA移籍に伴う人的補償制度でオリックスへ移籍。
 
       3月 右鎖骨下の腕神経叢の炎症で離脱。
 
 
野球選手にはあまり例のない症状で、握力が低下して、私生活にも影響が出るほどのものだったらしいですが、
 
1年間ブルペンでも投げなかった投手を2月のキャンプであれだけ投げさせた球団のせい。
 
生まれ育った九州を離れさせ、さらに今季絶望との報道もあり、
 
オリックスファンとしても罪悪感みたいなものはあった。
 
 
1度ピッチングを終え、
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ホークス時代同僚だったヒデアキさんと談笑。
 
 
登板予定は7回表 1イニング限り。
 
 
馬原投手がブルペンで再びピッチングを開始した 6回ウラ Bs2-3H
 
1点ビハインドでしたが、満塁のチャンスから縞田くんが犠飛
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小島くん、武田くんの連続タイムリーで逆転。Bs5-3H
 
逆転劇をピッチングを止めて見守っていた馬原投手。
 
長年強いチームのクローザー務めていたので、いつも登板するときはチームがリードしているとき。
 
そういう馬原投手の勝ち運みたいなものがオリックスを逆転に導いたのかもしれないですね。
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弓岡監督が交代を告げる。
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ブルペンを出る。
 
雅英コーチから受け取る。
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マウンドに何かを語りかける。
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2011年の日本シリーズ以来の公式戦のマウンド。
 
しかも相手は古巣ホークス。
 
 
「ピッチャー桑原に代わりまして、馬原」
 
この瞬間、オリックスファンからもホークスファンからも今日一番の歓声。
 
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先頭の猪本選手に対し3球連続ボールでどよめきが起こるも、5球目を打ってライトライナー。
 
塚田選手には三遊間を破られるヒット。
 
牧原選手にはセカンド小島くんの横を抜けるヒットで1塁走者は3塁へ進塁。
 
1アウト3,1塁から、
 
亀澤選手は見逃三振。牧原選手が二盗、タイミングは微妙も、トシオさんのショーバン送球を堤くんが後逸。
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その間に3塁走者生還。Bs5-4H
 
柳田選手の初球に牧原選手が三盗。トシオさんが刺してチェンジ。
 
 
何かバタバタしているうちに終わってしまった(笑)
 
被安打2 1失点 MAX150km!
結果ではなく、馬原投手本人が言っていたように投げたことに意味があって、
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「大きな一歩」になりました。これはオリックスにとっても。
 
1年半投げてなかった投手が復帰戦で150km出すとかやっぱりただのピッチャーではないですな。
 
 
 
馬原投手の復帰戦を逆転勝利で飾りました。
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穏やかにミーティングを行う捕手班の前で、ザキコーチから、叱責される堤くん。
 
やっぱりあの馬原投手の時のショーバン後逸だったんでしょうか。
 
ヒット1本放って、ユニフォームをドロドロにして勝利に貢献したと思ったんですが、
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それとこれとは別で素人にはわからないものなんでしょうね。
 
 
説教が終わって、帽子を叩きつけて落ち込む堤くん。
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怒られたからというのではなく、自分に対する悔しさってのが伝わってきました。
 
こういう気持ちを持ち続けていれば、大きな選手になりますね。
 
 
試合後、黙々と打ち込む光尊さん。
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こちらは試合中から終始いい表情でリラックスしていい充電ができている様子。
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オールスター明けに全開の状態で合流できるようにお願いします!
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誰にも止められない状態になるには、馬原投手の1日も早い1軍復帰が求められますが、
 
焦らずじっくり、無理ぜずに。