今日も神戸に雨が降った。
遅ればせながら、広島東洋カープファンの皆さま優勝おめでとうございます。
ウエスタンリーグで何度も見た、丸選手、菊池選手、松山選手、安部選手などが、
1軍で活躍してビールかけをしている姿を見て、
着実に実った結果がこういうことに繋がるんだと感じました。
2016 ウエスタンリーグ公式戦
29回戦 @神戸サブ球場
1年ってあっと言う間。
今シーズンは選手よりも監督にフォーカスを当てすぎて反省しております。
本拠地・神戸としてのラストマッチ。
寂しさしか感じなかった。今日の試合を迎えるまでは。
久々に見たスタジアムDJのケチャップさん。
始球式を投げるファンを独断と偏見で決めるシーン。
小松投手が引退されるということで、
「背番号28のユニフォームを掲げているキミ!野球はやってるか?」
「今日から野球を始めて、将来オリックスの背番号28を背負ってくれるか?」
本拠地・神戸ラストマッチはさすがのケチャップさん胸熱のフレーズから始まった。
シーズン最終戦を任されたのは、ルーキー吉田凌くん!
春から成長したとは噂に聞いてはいましたが、
それは本当でした。
味方のエラーから3ランを浴びるもそのイニング以外は素晴らしかった!
今日も神戸に雨が降り、神戸観戦4試合連続で雨に濡れる。
3回ウラ
トニ・ブランコの豪快な2ランで先制。
さらに、安心安全のシマタクの3ラン!!
監督も吠える!
本拠地・神戸での試合が終わりに近づく。
8回ウラ これが最後の攻撃。
カープ・デラバー投手から
岩崎キョーヘイ選手の流し打ち!がレフトフェンスを超えた!
どんだけぇぇ~~の今季第1号!!
歓喜が収まる前に、
さらに、伏見トライくんは引っ張った当たり!
こちらも今季第1号!!
2番手は坂寄晴一 投手。
サイドスローっぽくなったんですね。
9回表 守護神・比嘉幹貴
当ブログ、いつも比嘉投手の写真を掲載していますが、今日も貼る!!
なぜなら、投球フォームが好きだからぁぁ!
このままゲームセットとは行かない特別な試合。
俄かに活気付く1塁側ブルペン。
背番号28
サプライズ登板。
9回表 4点差リード 田口監督が主審に交代を告げる。
「ピッチャー比嘉に代わりまして 小松!」
神戸サブでこんな大歓声が起こるとは夢にも思わなかったくらいの
鳥肌が立つくらいの大歓声。
本拠地・神戸ラストマッチの最終回に今季で引退する小松聖がマウンドへ。
ケチャップさんが、小松投手へ向けたファンからのメッセージを熱く読む。
珍しく、言葉に詰まる。そして、涙声。
その熱い思いに一瞬笑みを浮かべ頷く。
自分も思いが込み上げてくるのは、活躍したとかしないとか関係なく、
オリックス・バファローズ一筋で、長くプレーして盛大にセレモニーを行って
引退する初めての選手になるからなんですね。
バッターはカープ・堂林選手。
2球目を打ってサードライナー。もうちょっと粘っ・・・。
オリックス 7-3 広島
笑顔がマウンドへ集まります。
今季最終戦は感動の渦の中ゲームセット。
最終戦セレモニー。
田口監督の挨拶。(覚えている範囲で)
「ご存じの通り、我々はウエスタンリーグ、最下位です」
「僕からもサプライズがあります。29日に引退セレモニーを行う小松投手に、
今日、ここで予行練習をやってもらいます!」
マイクが小松投手に渡される。
「田口監督、サプライズありがとうございます!」
「当たり前に球場に来て、当たり前に練習して、当たり前に投げて、
その当たり前の環境を与えてくれた家族、監督、コーチ、選手、裏方の皆さん、
本当に感謝しています」
予行練習もいらないほど、しっかりとした言葉で感謝の言葉を並べておりました。
再びマイクは田口監督へ。らしい言葉で締める。
「私たちは、来季、舞洲へ移転します。この移転は私たちが勝てるチームになるための手段の一つです。
神戸を離れますが、95年、96年『がんばろう神戸』の下、神戸の方々と戦って勝ちとったDNAは常に伝承され続けます」
「『さよなら』とか『ありがとう』とは言いません。今まで通り、舞洲に移転しても、今シーズン頂いた熱い声援と同じように、今まで通り熱い声援をよろしくお願いします!」
完全にうろ覚えですが、こんな感じでした。
小松投手10回の胴上げ。
これも予行練習ですかね。
今日の大観衆、大歓声、選手たちの躍動に、ケチャップさんの涙に、
田口監督のお言葉。
神戸を去る寂しさよりも、
舞洲でさらに今日以上の感動と興奮が待っていると確信し、
期待感の方が大きくなりました。
夜勤明けでも何でも通い続け、出待ちも敢行するTさんと、
監督、コーチ、選手、裏方さんが待つグラウンドでハイタッチしたのも、
最後の良い思い出になりました。ありがとうございました。
「入るんですか?入ります!!」も思い出になりました(笑)
先頭には小松投手。
直接言葉を掛けれて良かった。
これ以上ない最後に相応しい最後だったと思います。
本拠地・神戸との思い出と、この球場との思い出、
たくさんあり過ぎて述べ切れないので
心の中に閉まっておきます。