2019.03.21 東京

時刻は22時半を回りました。

イチローが去ったライトフィールドにはミッチ・ハニガー
延長12回表

23:02 ゲームセット

同時にベンチ裏から出てきたイチローが先頭でナインをお出迎え。

OAK 4-5 SEA

ヒロインには決勝のホームを踏んだディー・ゴードン

日本人の為に流した涙も私たち日本人の記憶に深く刻まれました。
全選手が引き上げ、清掃作業に入ったグラウンド内。
しかし、スタンド内には「最後」を待つファン。

全員が3塁側ベンチを見ているのがわかる写真です。
約20分間「イチロー」コールとウェーブで非常に盛り上がりました。
仮に出てこなくても、同じイチローファンと過ごしたこの時間だけでも満足。
出てこなくてもって言っても、ここに残っているファンは

イチローが出てくるまで帰らないんだろうという勢いしか感じなかった。
自分も夜行バスの時間がありましたけど、延長戦に入った時点で覚悟は決めました。
マリナーズのスタッフが3塁ベンチ内に来て、場内の様子を確認。
報道陣が3塁ベンチ前に集まる。
23:22 あの時の地鳴りのような歓声が再びドーム内に響く

どんな時でも期待に応えてくれる。

だから、絶対に出てきてくれる。

それがイチローだから。

子供の頃はバッティングホームやルーティンの仕草はもちろん、
表情を表に出さないカッコよさとか、カレーが好きとかマネして、
大人になってからは言葉の影響力は凄くありました。

平成の時代と共に去る時代のヒーロー。

自分にとっては時代ではなく生涯のヒーロー。

「神戸にチームがあったら・・・」

最後の最後までブルーウェーブの価値を高めてくれてありがとう!

強いて言えば、またGS神戸で「イチロー」コールしたかったという気持ちを
長年持っていましたが、この日でそれも消えました。
もう十分。後悔などあろうはずがありません。
夜中の大歓声に笑顔。

たくさんの夢を与えてくれて、ありがとう。

たくさんの夢を叶えてくれて、ありがとう。

一つの長い物語が完結したような。

そんな気持ちになりました。
気持ち悪いブログなので、平成最後の更新にします!
ありがとうございました!
令和も、「やる気MAX!ORIX!」でよろしくお願いいたします。